散髪は年1回。

雑記です。

駆け込み乗車。

 今朝、出勤時の電車でなかなかの光景を目にしました。そんなのたいしたことないよ、と言われるかもしれませんが、駆け足で振り返ります。

 地元の駅でワタシが乗る車両は、階段&エスカレーターを上がってすぐのところと決めています。乗り換えに都合がいいためです。朝9時半ごろ乗り込んだ車両は、座ることはできませんでしたが、ドア周辺はそれなりにすいていたので、なんとかワタシは開くドア側の端をキープしました。

 あとは発車を待つだけ。ベルが鳴り、ドアが閉まりかけた瞬間、若い男性がギリギリで駆け込んできました。彼は無理やりドアをこじ開けて乗り込みました。バツが悪かったのか、その後彼はすぐ別の車両に移っていきました。直後、「駆け込み乗車は大変危険なのでおやめください」との車内アナウンスが流れます。まあ当然ですね。

 その後の2駅は何事もなく通過。すると3つ目の駅で、またしても駆け込み乗車する人が現れました。この駅も、階段を上がってすぐの車両となるので、駆け込み乗車する人はよく見かけます。ただ、今回は若い女性で、なんとか乗り込んだものの、ドアに足が引っかかって、前のめりに倒れこんだのです。まさにべしゃー、という感じ。大丈夫か、と心配になりましたが、特に問題はなかったようで、立ち上がりました。ただ、乗客の視線を一身に浴び、恥ずかしさでいっぱいだったと思われます。彼女は周囲に「すいません、すいません」と謝りながら、やはり別の車両に移動していきました。車両を移るのは駆け込み乗車をした人の心理、なんでしょうかね。

 電車が発車。再び車内アナウンスが流れます。駆け込み乗車が相次いだためか、「繰り返しになりますが、駆け込み乗車は周囲の方に多大な迷惑をかけることになるので絶対におやめください! 電車遅延の原因にもなります!」と、怒気をはらんだように聞こえました。ワタシを含めて、この車両に乗っていた人たちは、そりゃそうだよな、と大いに納得したはずです。

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ワタシも過去には駆け込み乗車をしたことが何度かありますが、今日の2人のようにここまでギリギリだったことはありません。ただまあ、気をつけるに越したことはありませんね。イラストはまたフリー素材から拝借しました。