アメリカでの新型コロナウイルスの感染者数は増加の一途をたどっています。
〈米国の新型コロナウイルス感染症による死者が6日、13万人を超えた。経済再開に向けた動きに伴い国内の感染者は急増し、300万人に迫っている〉(ロイター)
この影響で、MLBでは今季の出場を辞退する選手が続出しています。ざっと挙げただけでも、通算102勝のマイク・リーク(ダイヤモンドバックス)、昨季ワールドシリーズを制したナショナルズのチームリーダー、ライアン・ジマーマン内野手と先発候補のジョー・ロス投手、2度のオールスターゲーム出場を誇るイアン・デスモンド外野手(ロッキーズ)、通算150勝でレッドソックスからドジャースに移籍した左腕デビッド・プライス、通算169勝のフェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ→ブレーブス)などなど。プライスとヘルナンデスはサイ・ヤング賞投手ですから、なかなかの顔ぶれといえます。
個人主義や家族愛、辞退する理由はさまざまです。このあたりが日本とは違うところですね。感染拡大の状況を考えると、辞退者は今後もさらに増える可能性があります。MLBファンのワタシも、こうなってくると、今シーズンはいっそのこと中止にして来シーズンに備えるというのもありかな、などと思ってしまいます。
MLBの2020年シーズンは、7月23日以降に開幕、60試合制で行われることが発表になっています。果たして無事に開催にこぎつけることができるのでしょうか。少し、ドキドキしています。