散髪は年1回。

雑記です。

横綱・鶴竜、〝腰砕け〟って。

 大相撲七月場所が無事に開幕しました。ワタシは幕内の全取組をテレビ観戦。やっぱりリアルタイムで見ないと、ですね。

 幕内最初の取組は、東前頭17枚目・照ノ富士と西前頭17枚目・琴勇輝の一戦です。優勝経験のある元大関照ノ富士は、ひざの大けがもあって序二段まで番付を落とし、今場所が2018年一月場所以来の幕内復帰。大関経験者、幕内優勝経験者の序二段からの幕内復帰は史上初、とのことで、ワタシも注目していました。結果は押し出しで照ノ富士の勝利。両ひざのサポーターが痛々しく(そして見苦しく)うつりましたが、ふてぶてしさが戻ってきた感じでした。照ノ富士はまだ28歳(11月で29歳)の若さ。再び大関をめざしてほしいですね。

 このほか、ワタシがひいきにしている東関脇・正代も西前頭2枚目・阿武咲を上手投げで下して初日白星。新大関・朝乃山は東前頭2枚目・隆の勝に、もう一人の大関貴景勝も西前頭筆頭の豊山に勝ちました。ともに完勝、圧勝といっていいでしょう。

 残るは横綱の2番です。まずは鶴竜が東前頭筆頭・遠藤と対戦。過去の対戦成績は13勝3敗で鶴竜が大きくリードしています。鶴竜が貫禄を見せるだろう、と思っていたのですが、結果はなんと〝腰砕け〟で鶴竜の負け。遠藤に対して右足で裾払いを仕掛けたのが空振りに終わり、バランスを崩して自ら転倒しました。う~む。ハッキリ言ってぶざまでしたね。解説の北の富士も言ってましたが、裾払いなんて小細工をせず、もっと横綱らしい、どっしりとした相撲をとってほしかったです。

 結びの一番は白鵬が西小結・隠岐の海に攻め込まれましたが、肩すかしで逆転。三月場所と同様、今場所も終わってみたら白鵬が優勝、なんてことになってしまうんでしょうか。残り14日間、ワタシはできるだけリアルタイムで追いかけます。

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テレビのスロー画面から撮影しました。決定的瞬間を撮るのはなかなか難しいですね。横綱が〝腰砕け〟で敗れたのは史上初の珍事。なお、〝腰砕け〟は決まり手ではなく、勝負結果のようです。