散髪は年1回。

雑記です。

今年初めて大相撲にふれます。

 阪神・淡路大震災から今日(1/17)で28年。発生した1995年当時はまだ成人の日が1月15日で日曜日だったので、16日の月曜日は振替休日でした。阪神・淡路大震災は3連休明け、早朝(午前5時46分)の出来事だったわけです。あれからもう28年も経つとは。なんとなく、忘れられつつあるような気がしていますが、やはり風化させちゃいけませんね。

 さて。大相撲一月場所は今日が10日目です。ワタシは今場所、関脇に陥落した〝推し〟の正代が2ケタ勝利を挙げ、大関復帰を果たしてくれるものと信じていたのですが、初日、2日目と連敗した時点で、かなり厳しいと覚悟しました。相撲内容が悪すぎましたからね。正代はその後もなかなか勝てず、早くも8日目で6敗目を喫し、大関復帰の可能性が消滅。ワタシは今場所への興味がかなり失せていました。

 気を取り直して、あらためて10日目終了時点での優勝争いを見てみます。9勝1敗でトップに立つのは大関貴景勝横綱照ノ富士が休場したため、出場最高位のプライドがあるのでしょう。かなりボルテージが上がっている感じです。貴景勝を1差で追うのは東前頭8枚目・阿武咲と東前頭13枚目・琴勝峰の平幕2人。現時点では3敗の西前頭2枚目・玉鷲、西前頭5枚目・錦木、西前頭10枚目・平戸海、西前頭14枚目・東龍の4人にもまだチャンスはありそうです。

 貴景勝には、今場所高いレベルで優勝した場合、横綱昇進の可能性があるといいます。残り5日間を全勝し、14勝1敗で優勝したら、そうなるんでしょうか。照ノ富士の引退が近い将来にやってくるのは確実なので、次の横綱が誕生するのは歓迎します。そして、早いとこ次の大関が現れてほしい。横綱大関不在の番付なんて見たくありませんからね。

 なお、1995年1月17日、阪神・淡路大震災が起きた直後に、震源地の兵庫県洲本市で生まれた十両の照強(西10枚目)は北の若(西十両8枚目)に敗れ、28歳の誕生日を白星で飾ることができませんでした。誕生日は4年連続の黒星となります。

 照強は先場所、幕内で史上5人目となる初日から15連敗を喫し、十両に落ちた今場所の巻き返しなるか注目されていました。しかし、今日の黒星で2勝8敗と負け越しが決定。ワタシは以前、15連敗した力士のその後について調べたことがあるのですが(こちら)、過去の4人はいずれも幕内に復帰することなく引退に追い込まれています。照強はどんな道をたどるのか。まずは残り5日で少しでも白星を積み重ね、幕下転落を回避したいところでしょう。

 最後に、ワタシが毎場所心待ちにしている〝ヌケヌケ〟力士の誕生は、またしてもお預けとなっています。今場所、最も長く〝ヌケヌケ〟を続けたのは、東前頭4枚目・錦富士。初日から5日目まで、●○●○●としましたが、6日目に勝つことができず、この時点でいなくなりました。次の三月場所で現れてくれることを願って……今夜は寝ます。

日本相撲協会公式サイトからの画像です。一月場所のメインビジュアルは先場所初優勝した阿炎。まあ当然といえば当然といえます。しかし、東前頭3枚目の阿炎はここまで6勝4敗で、平幕力士としては史上初となる連覇の可能性はほぼなくなりました。