散髪は年1回。

雑記です。

「嫌われた監督」落合博満。

 ワタシが愛読している『週刊文春』で、また気になる連載が始まりました。8月6日に発売された8月13日・20日 夏の特大号からスタートしたその連載のタイトルは下の写真のとおり「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」。ちなみに新聞広告に出ていたタイトルは〝「嫌われた監督」落合博満中日ドラゴンズの8年〟でした。ワタシは具体的な数字が出ているこちらのほうが合ってる気がしますね。

 落合博満といえば、史上唯一の三冠王3回、日本球界初の1億円プレイヤーなど、球史に残る大選手であると同時に、監督としても中日を率いた2004~11年の8年間すべてでAクラス入りを果たし、リーグ優勝4回、日本シリーズ出場5回、優勝1回を達成しています。選手&監督の両方でここまで結果を出しているのはさすがのひと言です。

 ワタシは〝野球人〟落合に、大いに興味があります。中日の監督時代の落合は、見ていてとにかく〝不気味〟でした。落合が監督に就任してから、確かに中日は大きく変わりました。そして、これは私見ですが、落合が監督を退いてからの中日は、なんともつまらない、ごく普通のチームになってしまいましたね。

 なぜ落合は中日を変えることができたのか、ワタシは明確な理由を知りたいと思っていました。この連載では、そのあたりを詳しくリポートしてくれるはず。期待が高まります。ただし、この手の記事を読むにあたって、ワタシは書き手と取材対象の〝距離感〟が気になります。よく、自分がいかに取材対象と親しく、近しい存在なのかを得意げに書く書き手がいますが(特にスポーツ紙に多いです)、ワタシはそのノリが大嫌いなのです。必要以上に出てくる文章は、ケッという気になり、読む気が失せます。

 この連載を担当する著者は、欄外のプロフィールを見るとワタシより10歳以上若く、去年スポーツ紙を退社し、フリーになったばかりのようです。彼の書いた記事は別の媒体で過去に何度か読んだことがありますが、あまり記憶には残っていません。一読者として、上から目線で言わせてもらうと、今回、ぜひワタシをうならせる内容にしてほしいと心から願っています。

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第1回を読むかぎり、まだどちらに転ぶかは見えません。連載が何回続くのかも気になります。短期集中連載とはうたっていないので、少なくとも10回以上はしてくれるでしょう。