散髪は年1回。

雑記です。

重箱の隅をつつくシリーズ。

 今朝(8/19)の朝刊のスポーツ面を読んでいて、あれっと思いました。高校野球の独自大会、千葉県の決勝について書かれた記事です。木更津総合の篠木が投打に躍動した〉〈主将でエースという重責に負けず、9回1失点で完投した〉〈打っては五回に先制の適時三塁打を放った〉とあったので、ワタシはスコアテーブルを確認。すると、木更津総合の先制点は5回でなく4回だったんですよね(下の写真①)。まあ単なるミスなのでしょうが、ワタシはイライラしてしまいます。一般紙には校閲部があるはずなのに、誰も気がつかなかったんですかねえ。

 さらに、今日発売の『週刊文春』でもおいおいおい、というミスを発見。巻頭のモノクログラビアページで、「さようなら、団長」として先日亡くなった渡哲也を追悼していたのですが、そこに出ていたある写真のキャプションを読んで、ガックリしてしまいました。そこには〈拳銃を手に歩く西部警察の出演者。右から2人目には松田優作の姿も〉と書かれていたのです(下の写真②)。

 ええっ!? 西部警察松田優作!? ありえません。彼は西部警察には出演していません。松田優作フリークのワタシとしては看過できないミスです。写真をよ~く見ると、これは西部警察でなく、大都会PARTⅢですね。そして、右から2人目は星正人でしょう。松田優作はもっと背が高いですからね。

 このキャプションを書いたのは、おそらく若い方なんでしょう。大都会シリーズはもちろん、西部警察もリアルタイムで見たことがないのでは、と思われます。ただ、こちらもきちんと確認してほしかったですね。編集部内にはわかる人がいたはずです。せっかくの追悼記事もこれじゃ台無しですよ。違和感を持った読者は多いのではないでしょうか。

 活字人間のワタシは、こうしたミスが見逃せません。我ながらイヤなキャラクターだなと思いますが、今後も見つけたら取り上げていく予定です。

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写真① 写真のように、木更津総合の先制点は4回裏です。ほかの媒体でも確認したので、間違いないですね。

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写真② 渡哲也以外に寺尾聰(右端)、刈谷俊介(左端)、峰竜太(渡哲也の右隣)が写っているので、西部警察と間違えるのもわからなくはありません。4人は大都会と西部警察の両方に出演していますから。