現在、深夜3時過ぎ。九州、そして四国はいま、台風10号の直撃を受けているようです。九州はほぼ全域で暴風域、四国は強風域、とのこと。各メディアでは〝非常に強い勢力〟〝最大級の警戒を〟〝命を守る行動を〟と、繰り返しています。
少し前まで、台風のリポートは外で、記者がずぶ濡れになり、風によろけながら伝える、というのが定番でしたが、さすがに今回はそんなことをしている局はなかった気がします。各局とも中継各地で、記者は「安全な場所からお伝えしています」と断りを入れていました。わざわざ言わなくても、と思いますが、マニュアルがあるんでしょうかね。
NHKは、急きょ大河ドラマの「麒麟がくる」の放送を休止して台風情報を伝える一方、民放の日本テレビとTBSは午後9時から台風とは関係ない、生放送を組んでいました(ワタシは見ていないので、台風情報を入れていたかどうかはわかりませんが)。公共放送とスポンサーの影響下にある民放とで編成の柔軟性に差が出るのはしかたのないところです。
安全地帯にいるワタシとしては、被害が少なくなることを祈ることしかできません。避難先で停電になっているところもあるようです。一刻も早い復旧を心から願って、今夜は寝ます。