また偉大な方がこの世を去りました。作曲家・筒美京平こと渡邊榮吉さんが10月７日に亡くなっていたことが今日（10／12）、発表されました。享年80歳。1940（昭和15）年５月28日の生年月日はジャーナリスト・評論家の立花隆と同じで、第48代横綱・大鵬（５月29日生まれ）とは１日違い、王貞治（５月20日生まれ）とは８日違いです。
ワタシは邦楽の作曲家を一人挙げろ、と聞かれたら、真っ先に筒美京平の名前を挙げます。まあほとんどの人がそうだと思いますが。自らは表舞台に出ない（映像でも写真でも、素顔はまったく見たことがありませんでした）〝職業作曲家〟として、手がけた楽曲は3000曲に迫るといいます。そのジャンルの広さとヒット曲の多さは他の追随を許しません。ワタシも筒美作品は大好きな曲ばかりで、好きな曲は？ と言われても、多すぎて、絞るのは至難の業です。
とりあえず下に、筒美京平作曲の代表的な作品をセレクトし、ネットから引っ張って並べてみました。すべてアナログ盤のジャケットになります。こうしてみると壮観ですね。1970年代後半から80年代にかけて思春期を過ごしたワタシはここに挙げた30曲、フルコーラスで、とはいかないまでも、すべて口ずさむことができます。
仕事の合間にＹｏｕＴｕｂｅで筒美京平作品を聴きまくりたいところでしたが、今日も忙しく、そんな時間はありませんでした。テレビ各局、明朝のワイドショーは筒美京平死去、を大きく取り上げるでしょうね。懐かしい映像もガンガン流れそうです。ワタシもタイミングが合えば見ます。さらに願わくば、テレビ局には５時間ぐらいの特番を組んで筒美京平特集を放送してほしいところ。そして、なぜ筒美京平というペンネームにしたのか、教えてくれるとありがたいです（ワタシはこういうことが気になる質なのです）。
あらためて筒美作品、いろいろな曲で楽しませてもらいました。合掌。
