サムい一日でした。新型コロナウイルス、国内の今日(12/19)の新規感染者数はまた3000人近かったようです。累計の感染者数も20万人に迫っています。このあと、クリスマスと年末年始が待ってますから、さらに増えそうな気配。心配ですね。ワタシも気をつけます。
さて。クリスマスが近いからでしょう、今朝の朝日新聞朝刊be第2面で「今こそ!聴きたいクリスマスソング」という特集を掲載していました。読者によるアンケート結果は次のとおりです。
1 クリスマス・イブ(山下達郎)
2 きよしこの夜
3 恋人がサンタクロース(松任谷由実)
4 ホワイト・クリスマス(ビング・クロスビー)
5 ラスト・クリスマス(ワム!)
6 もろびとこぞりて
7 ジングルベル
8 恋人たちのクリスマス(マライア・キャリー)
9 赤鼻のトナカイ
10 クリスマスキャロルの頃には(稲垣潤一)
1位の「クリスマス・イブ」はダントツでした。いまもこの時期、ガンガン流れる定番曲です。ワタシもこの曲が収録されたアルバム『MELODIES』は持っていました(まだ実家にあるはず)。このアルバムが発売されたのは1983年6月ですから、息が長すぎですね。名曲であることに疑いの余地はありません。
アンケートは、be編集部が作成したリスト38曲をもとに、読者2511人が複数回答、とありました。この38曲がなんだったかはわかりませんが、おそらくワタシの好きなクリスマスソングは入っていないと思われます。ワタシがクリスマスソングといってまず思い浮かぶ曲は、松田聖子の「ウィンター・ガーデン」です。
この曲はシングルでなく、1980年12月に発売(「クリスマス・イブ」より前だったんですね!)された2枚目のオリジナルアルバム『North Wind』の中の1曲。大ざっぱに言うと、おそらくクリスマスイブと思われる日、彼氏と待ち合わせる女の子の情景をうたったもので、歌詞もメロディーも、当時思春期真っただ中のワタシに思い切り響きました(歌詞を全部掲載したいところですが著作権上問題がありそうなのでやめます)。
この曲のキーはとてつもなく高く、それを完璧に歌い上げる聖子のすごさを感じます。ということで「ウィンター・ガーデン」を久々に聴きたくなり、動画を探したのですが、当時のものは見当たらず。キーを下げて歌っているものしか出てきませんでした。う~む。いまの聖子はもう当時のキーでは歌えないんでしょうね。
それはそれでしかたのないところでしょう。ただ、「今こそ!聴きたいクリスマスソング」で、山下達郎は次のように語っていました。それを借用して、今回は締めます。
〈発表時と全く同じに歌えれば、それは懐メロじゃない、現役の曲。僕には基準曲があり、そのロングトーンが出なくなれば歌うのをやめようと決めている。幸いなことに、まだ出るんだ。だから、歌い続けるよ〉