散髪は年1回。

雑記です。

田中将大楽天復帰、千葉功さん死去。

 ニューヨーク・ヤンキースからFAになっていた田中将大が、古巣・楽天へ8年ぶりに復帰することになりました。ワタシはメジャーで現役生活を終えてほしかったので、少々残念ではありますが、楽しみでもあります。久しぶりの日本で、度肝を抜くピッチングをみせてくれることを期待しましょう。

 楽天の発表では、田中は2年契約で、推定年俸は9億円+出来高とのこと。先日、今季のメジャー入りを断念した巨人の菅野智之が8億円で契約を更改し、日本人選手でプロ野球最高年俸となりましたが、それをあっさりと更新しました。日刊スポーツのサイトに、日本人選手の年俸ランキングが出ていたのでお借りします(★は現役、金額は推定、各選手とも最高年俸)。

 1位 ★田中 将大(楽天/投手)     9億円
 2位 ★菅野 智之(巨人/投手)     8億円
 3位  佐々木主浩(横浜/投手)     6億5000万円
 4位  松井 秀喜(巨人/外野手)    6億1000万円
 4位 ★柳田 悠岐(ソフトバンク/外野手)6億1000万円
 6位  阿部慎之助(巨人/捕手)     6億円
 6位  黒田 博樹(広島/投手)     6億円
 6位 ★金子 千尋オリックス/投手)  6億円
 9位  金本 知憲(阪神/外野手)    5億5000万円
 10位  イチロー (オリックス/外野手) 5億3000万円

 上位3人はすべて投手ですが、トップ10は投手と野手(正確には捕手は野手ではありませんが)が5人ずつ。日本球界初の10億円プレイヤーの誕生も近そうです。

 さて。今朝の一般紙&スポーツ紙に「千葉功さん死去」と出ているのを見て、またワタシはしみじみしてしまいました。享年85歳。両紙とも顔写真付きで、追悼コラムとともに掲載されていましたが、千葉功といわれてもピンとこない方は多いかもしれませんね。

 千葉さんは元パ・リーグ記録部長。データ&記録好きのワタシにとっては〝記録の神様〟といわれた宇佐美徹也さん(2009年死去)と並ぶ〝師匠〟のひとりです。千葉さんといえば、なんといっても「記録の手帖」。ベースボール・マガジン社発行の『週刊ベースボール』誌上で、1961年(ワタシが生まれる何年も前!)から56年間の長きにわたって連載された、野球の面白さ、楽しみ方を記録から発掘するコラムです。一度も休載せず、病に倒れるまで2897回。ワタシはそのほとんどを読んでいます。毎回、ワクワクしながら目を通していました。

 ワタシは宇佐美さんも千葉さんも、野球殿堂入りにふさわしい人物だと思います。貢献度は計り知れません。このあと、千葉さんの著作本を読みながら寝ることにします。合掌。

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帰宅して、書棚から引っ張り出した千葉功さんの『日本プロ野球史』全5巻です。「記録の手帖」の連載1000回を記念して、昭和36年から56年までの20年間分がまとめられています。間違いなく、名著です。