散髪は年1回。

雑記です。

伊能忠敬の命日。

 日本時間5月17日、エンゼルス大谷翔平は敵地ボストンでのレッドソックス戦で、4-5とリードされた9回表、2死一塁から今季12号となる逆転決勝2ランを放ちました。エンゼルスはそのまま逃げ切り。再び本塁打数でメジャートップタイに並びました。ワタシはニュース映像で見ましたが、見事な当たりでしたね。大谷はこれがメジャー通算59号。過去の本塁打の中で最も価値のある一発、といっていいのではないでしょうか。

 大相撲五月場所は9日目。ただ一人無敗の大関照ノ富士は2敗の東関脇・髙安と対戦です。ワタシは職場のテレビの前へ陣取りました。過去、両者の対戦は髙安の12勝7敗で、最近も髙安が4連勝中。髙安が勝てば、優勝争いはがぜん面白くなってきます。立ち会い、髙安が攻め込み、ペースをつかんだかに見えました。しばしの攻防のあと、向正面に押し込みましたが、最後は足が出ず、照ノ富士のはたきに土俵をはりました。物言いがつきましたが、協議の結果は軍配どおり。その2番後、8日目まで唯一1敗を守ってきた大関貴景勝が西小結・大栄翔に押し出されて2敗目を喫したため、照ノ富士の独走状態になってきました。

 さすがのワタシも、優勝争いという点では興味が失せつつあります。先場所、10日目時点で髙安に2差つけられていた照ノ富士が逆転優勝を果たしたように、まだなにがあるかわからない……と言いたいところですが、今場所の照ノ富士の相撲を見ると、照ノ富士が逆転優勝を許すことは考えにくいですね。

 さて。正確な日付は変わってしまいましたが、今日5月17日は新暦伊能忠敬の命日のようです。ワタシはここで何度もネタにしてきたように、〝新・平成の伊能忠敬〟という万歩計を毎日持ち歩いています(万歩計のシステムについては省きます)。元同僚にこの万歩計の存在を教えてもらい、2013年から使い始めて、8年目に突入しました。現在、2回目の日本一周に入っており、宮城県を歩いているところです。

 千葉県出身、伊能家には婿入り、師匠は19歳年下、そして55歳から17年の歳月をかけて日本全土を実地測量し、実測による初の日本地図『大日本沿海輿地全図』を作製、忠敬が江戸を出発した4月19日は「地図の日」……と、それなりに伊能忠敬については知っているつもりでいましたが、命日が今日ということは恥ずかしながら先ほど知りました。こんなんででかい顔してちゃいけませんね。そろそろ、伊能忠敬について著した井上ひさしの小説『四千万歩の男』を手に入れて読もうかな、と思っています。

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万歩計の写真にしようと思いましたが、芸がないのでやめます。なにか別のものでいこう、とネットで「伊能忠敬 イラスト 無料」と画像検索したら、またしても「かわいいフリー素材集 いらすとや」さんがヒットしました。今回もありがたく使わせていただきます。