散髪は年1回。

雑記です。

綱とりの大関・貴景勝、正代に勝って白星先行。

 マスク着用が緩和されて2日目。しかし、マスクをつけない人は、さほど増えていない感じです。これはやはり、マスクなしで外出することができなくなってしまった人がまだまだ多い、ということなんでしょうか。ま、しばらくは様子見、ですね。

 さて。疲れてアタマが回っていないので、大相撲三月場所ネタでサクサクいきます。今日(3/14)が3日目。結びの一番はワタシが推す元大関の西前頭筆頭・正代と大関貴景勝が対戦しました。

 リアルタイムで見ることができなかったワタシは、情報を仕入れずに動画でチェック。正代が初日、2日目と力強い相撲で連勝していたので、願望込みで今日も勝つと思っていました。しかし、結果は押し出しで貴景勝の完勝でした。正代は今場所初黒星で、新大関場所となった2020年十一月場所以来、2年4ヶ月ぶりとなる無傷の3連勝はならず。それでも、調子はよさそうなので、今後に期待をかけてよいでしょう。

 一方の貴景勝は、今場所が綱とり場所です。初日に敗れ、横綱昇進へ向けて厳しいスタートとなりましたが、今日の勝利で2勝1敗と白星が先行。ここで、平成以降に誕生した横綱11人の、昇進を決めた場所の星取りをみてみます。

       横綱昇進を決めた場所の成績(平成以降)◆
旭富士(平成2年七月場所) ○○●○○○○○○○○○○○○ 14勝1敗🏆
曙(平成5年一月場所)   ○○○○○○○●○○●○○○○ 13勝2敗🏆
貴乃花(平成6年十一月場所)○○○○○○○○○○○○○○○ 15勝0敗🏆
若乃花(平成10年五月場所) ○○○●○●○○○○●○○○○ 12勝3敗🏆
武蔵丸(平成11年五月場所) ○○○○○●○●○○○○○○○ 13勝2敗🏆
朝青龍(平成15年一月場所) ○○○○○○○○●○○○○○○ 14勝1敗🏆
白鵬(平成19年五月場所)  ○○○○●○○○○○○○○○○ 14勝1敗🏆
日馬富士平成24年九月場所)○○○○○○○○○○○○○○○ 15勝0敗🏆
鶴竜平成26年三月場所)  ○○●○○○○○○○○○○○○ 14勝1敗🏆
稀勢の里(平成29年一月場所)○○○○○○○○●○○○□○○ 14勝1敗🏆
照ノ富士(令和3年七月場所)○○○○○○○○○○○○○○● 14勝1敗△
貴景勝(令和5年三月場所) ●○○                               ?勝?敗?

※🏆は優勝。照ノ富士は準V

 3日目を終えて2勝1敗だったのは、旭富士鶴竜と2人いました。そして、11人の勝敗は、15戦全勝が2人、14勝1敗が6人、13勝2敗が2人、12勝3敗が1人となります。照ノ富士は14勝1敗でも優勝できませんでしたが(優勝は15戦全勝の白鵬)、これはレアケース。横綱昇進へ、貴景勝は優勝が必須となります。千秋楽まで、いくつ白星を積み重ねることができるか、注目です。

日本相撲協会公式サイトの三月場所メインビジュアルはもちろん貴景勝です。兵庫県芦屋市出身の貴景勝にとって、大阪で行われる三月場所はいわば準地元。2019年には大関昇進を決めた縁起のいい場所で今回、横綱の座をつかみとることができるでしょうか。