散髪は年1回。

雑記です。

正代、怒涛の7連勝でカド番脱出!

 新型コロナウイルスの新規感染者数は今日(7/21)、全国で18万6286人が確認されました。2日連続で過去最多となり、35の都府県でも過去最多を更新。政府は現時点で行動規制などを行わないようなので、感染者は今後、さらに増えていきそうな気配です。そして、日本プロ野球や大相撲でもシャレにならないぐらい陽性者が増えています。ここらで何か手を打たないと、とんでもないことになるのでは、と思うのはワタシだけでしょうか。

 さて。何日かぶりで大相撲七月場所ネタでいきます。今日(7/21)が12日目。コロナ禍で多くの力士が休場する異常事態の中、4度目のカド番だった大関・正代が、東前頭6枚目・碧山を押し出し、6日目から7連勝で勝ち越しを決めました。これでカド番を脱出し、大関の地位を守ったことになります。

 正代-碧山の取組は、ワタシも職場でテレビ観戦。音は消していました。立ち合いから正代は前に出て碧山を押しこみます。土俵際ではたかれ、碧山の足が出るのと正代の右ひじがつくのがワタシにはほぼ同時のように見えました。軍配は正代。物言いがつくかもな、と思いましたがつきませんでした。

 実際、スローVTRを見ると碧山の右かかとがわずかながら先に土俵を割っていました。正代本人もわかっていたのか、自信たっぷりで勝ち名乗りを受け、土俵を降ります。〝ネガティブ正代〟はどこかに行っていましたね。

 今場所の正代は初日から3連敗し、5日目終了時点で1勝4敗とカド番脱出へ大ピンチに陥っていました。それが6日目から〝正代推し〟のワタシもビックリの7連勝(ただし、連勝中にはハラハラさせられる取組が多々ありました)。8勝4敗とし、一気に勝ち越したわけです。序盤戦と中盤戦以降の正代は別人ですね。少し前にも書きましたが、なぜ正代は初日からこうした相撲を取ることができないのか。連敗しないと力が発揮できないとしたら、それはそれで問題ありでしょう。

 12日目を終えて優勝争いは10勝2敗の横綱照ノ富士と西前頭2枚目・逸ノ城、9勝3敗の大関貴景勝の3人に絞られた感じです。数字の上では4敗力士にも可能性が残されていますが、そのためには照ノ富士逸ノ城が残り3日で2敗するのが条件。それはなかなか考えにくいですね。

 正代は、13日目に貴景勝と対戦。過去の対戦成績は正代の6勝11敗、最近1年間も1勝2敗と負け越しています。この1勝は三月場所12日目。正代がカド番を脱出しました。この一番を〝大関互助会〟と見る向きもあるようですが(すでに勝ち越しを決めていた貴景勝が本気で当たらなかった!?)、今場所は2人とも勝ち越しを決めています。ぜひとも、ワクワクさせる迫力の相撲を見せてほしいと思います。

2年ほど前、同僚の〝スー女〟が本場所(何月場所だったかは忘れました。彼女は毎場所行っていたので)を見に行くというので頼んで買ってきてもらった正代タオルです。今日の国技館でもこのタオルを掲げている人は大勢いましたね。