散髪は年1回。

雑記です。

山縣亮太、内村航平、阪神。

 6月6日。なにかゾロ目にちなんだエピソードに出合えればよかったのですが、何もありませんでした。まあそうそううまくコトは運びませんわな。

 さて。今日はスポーツファンにはなかなかの日でしたね。まずは陸上。鳥取県のヤマタスポーツパーク陸上競技場で開催された布施スプリント・男子100メートルで、山縣亮太(28歳)が9秒95の日本新記録をマークしました。決勝は追い風2.0メートル。追い風が秒速2.0メートルを超えると記録は公認されず「参考記録」となるので、公認されるギリギリでした。これまで、風に恵まれないことが多かった山縣にとってはサイコーの風が吹きましたね。

 山縣はこれで桐生祥秀(25歳/9秒98)、サニブラウン アブデルハキーム(22歳/9秒97)、小池祐貴(25歳/9秒98)に続き、日本人では史上4人目の9秒台スプリンターとなりました。ただ、世界記録はウサイン・ボルト(ジャマイカ)の9秒58ですから、まだかなりの差があります。ボルトの記録は追い風0.9メートルで達成されたもの。追い風2.0メートルだったら……と考えてしまうのは、データ&記録好きの悪いクセです。

 続いては体操の内村航平群馬県の高崎アリーナで行われた全日本種目別選手権の鉄棒で2位となり、個人枠でのオリンピック代表入りを果たしました。内村といえば個人総合でオリンピック連覇中の日本体操界の大エースです。しかし、彼は去年の11月、「(オリンピックが)『できない』じゃなくて『どうやったらできるか』をみんなで考えて、どうにかできるように、そういう方向に考えを変えてほしいと思います」「どうか、できないというふうに思わないでほしい」と発言していました。この言葉に、違和感を持ったのはワタシだけではないと思います。東京オリンピックが強行開催されたとして、心底内村を応援できるかどうか。なんともいえませんね。

 最後はまた日本プロ野球交流戦です。今日6試合の結果は、パ・リーグの4勝2敗で、通算の対戦成績はセ・リーグの32勝30敗7引き分けと、またその差が縮まりました。セ・リーグの圧倒的勝ち越しを願うワタシとしては、なんとか残り2カード+α、ふんばってほしいところです。

 なお、前日に〝ヌケヌケ〟の日本タイ記録に並んだ阪神は、今日ソフトバンクに勝てば〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇となり、17試合の新記録達成でしたが、初回に3失点し、最終的に3-8と完敗。データ&記録好きとしては残念な結果になりました。当初先発予定だったジョー・ガンケルが喉の痛みと頭痛を訴え先発を回避した影響もあったでしょうか。阪神は今季、日曜日に9戦全勝でしたがその記録もストップ。前日にデーゲームの連勝が16で途切れたのと含め、少しイヤな流れですね。

 なんやかやで4時近し。寝ます。

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山縣の快挙はテレビ中継がなかったのでリアルタイムで見ることはできず、ニュース映像で視聴。+2.0は追い風2メートル、6は6レーン、644は山縣のゼッケン番号ですね。そして「NISHI」は日本陸上競技連盟と2000年からオフィシャルスポンサー契約を結んでいる「ニシ・スポーツ」のこと。今年創業70周年を迎える老舗メーカーです。