散髪は年1回。

雑記です。

エンゼルス、大谷の〝二刀流〟で連敗ストップ。

 ようやく、ですね。14連敗中だったエンゼルスが、大谷翔平の投打にわたる活躍でついに連敗をストップさせました。冷静にみて、大谷のパフォーマンスはちょっとできすぎの感すらあります。

 現地時間6月9日(日本時間10日)、地元エンゼルスタジアムでのレッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で出場した大谷は、投げては7回を被安打4、与四球2、奪三振6、失点1と好投。投球数は今季最多となる100球でした。そして打っては0-1とリードされた5回裏、1死一塁で迎えた第3打席、カウント1−1からの3球目をセンター左へ逆転の12号2ラン! 大谷はレッドソックスの先発ニック・ピベッタに2打席連続空振り三振でしたが、昨季の対戦時にはホームランを放っていました。今回も相性のよさが出た感じですね。大谷にとって、これが10試合ぶりの本塁打で、自身の登板時に打ったのは今季10試合目で初となりました。

 いやはやなんとも。ワタシはリアルタイムで観戦することができず、あとで動画をチェックしましたが、こちらの期待を上回る活躍を見せてくれる大谷のすごさにはもう笑うしかありません。試合は5-2でエンゼルスが勝ち、大谷は5月5日以来のシーズン4勝目。今にして思えばこの試合、6回裏にレッドソックス澤村拓一からアンドリュー・ベラスケスが放った3ラン本塁打がかなり効きましたね。

 エンゼルスが所属するアメリカン・リーグ西地区はアストロズが首位に立ち、エンゼルスは今日を終えた時点で9ゲーム差の2位。〝過去、シーズン12連敗以上でポストシーズンに進出したチームはない〟というデータもあり、厳しい状況に変わりはないものの、ワイルドカード(地区優勝以外の勝率上位チーム)でのポストシーズン進出にはまだ可能性が残されています。大谷には今後もケガをすることなく、適度に休養を挟んで投打にフル回転してほしいです。

エンゼルスの公式サイトのトップはもちろん大谷でした。キャッチ部分は「大谷はかなりのショーをみせた」とでも訳しますかね。

 このほか、今日は気になるスポーツイベントがいくつかありました。まずはサッカーのキリンカップ。アフリカの強豪ガーナ(FIFAランキング60位)と対戦した〝SAMURAI BLUE〟日本代表(同23位)は、4-1で勝ち、11月開幕のワールドカップカタール大会出場国同士の戦いを制しました。数字の上では快勝。ワタシはまったく見ておらず、ネットで結果を知っただけですが、内容的にはどうだったんでしょうか。

 そして、大阪・ヤンマースタジアム長居で開催中の日本陸上選手権。2日目の今日は男子100メートル決勝が行われるので、こちらはリアルタイムで見ようと思っていました。開始予定の午後8時半直前にワタシは職場のテレビの前へ。決勝進出者には初めて知る選手も何人かいました。

 結果はサニブラウン アブデルハキームが10秒08のタイムで優勝。日本選手権の優勝は3年ぶり3回目となりました。前日の準決勝で世界選手権の参加標準記録(10秒05)を上回る10秒04をマークしていたので、これで世界選手権の代表に内定です。

 サニブラウンは腰痛に苦しんでいたようで、それを乗り越えての見事な復活。もっとも、100メートルの自己ベストは日本歴代2位の9秒97ですから、順当な結果といっていい気がします。1999年3月6日生まれのサニブラウンはまだ23歳の若さ。山縣亮太が持つ日本記録(9秒95)の更新が期待されます。それどころか、サニブラウン本人は9秒80台を目指すと意欲十分。世界選手権ではぜひ、大暴れしてもらいましょう!

男子100メートルのゴール直前をテレビ画面から撮影したのですが、ブレブレでとても使える代物じゃなかったので断念。代わりにレース結果の画像を載せます。