休み明け。夕方の感じでは、もしかしたら少しは早く帰ることができるかも、なんて淡い期待を抱いていましたが、もろくも崩れ去りました。職場を出たのは日付が変わってから。家人に頼まれた買い物をして、帰宅したのは深夜の1時15分を回っていました。火曜日も忙しいのでサクサクいきます。
なんといっても今日(6/7)はこれでしょう。午前中にビッグニュースが飛び込んできました。女子ゴルフの5大メジャー大会(ANAインスピレーション、全米女子オープン、全米女子プロ選手権、エビアン選手権、全英女子オープン)のひとつ、全米女子オープンで、笹生優花が畑岡奈紗とのプレイオフを制し、初優勝。大会史上最年少の「19歳351日」で日本女子3人目のメジャー制覇を成し遂げたのです。
ワタシはリアルタイムで見ることはできませんでしたが、これはもう大快挙でしょう。全米女子オープンは、1946(昭和21)年に創設され、現存する最古の女子メジャー大会です。賞金総額550万ドル(約6億500万円)で優勝賞金も女子ゴルフ史上最高額の100万ドル(約1億1000万円)。ラフが深く、コース設定も厳しく、最高難度のメジャーともいわれています。女子ゴルファーにとって最高峰の舞台、といえます。
そんな大会で、日本人ゴルファー同士(笹生はフィリピンとの二重国籍)がプレイオフで争ったとは。劇的すぎます。今回の笹生以外にも、ワタシが若いころには考えられなかったことが、最近は現実になってきて、感慨深いかぎり。今思いついた〝偉業〟をザっと挙げてみます。
・野茂英雄が日本人30年ぶりのメジャーリーガーに(1995年)
・松井秀喜、ワールドシリーズでMVP(2009年)
・錦織圭、全米オープンで決勝進出(2014年)
・佐藤琢磨、インディ500で優勝(2017、2020年)
・大坂なおみ、全豪オープン&全米オープンで優勝(2018~2021年)
・八村塁、日本人2人目のNBAプレイヤーに(2019年)
・渋野日向子、全英女子オープンで優勝(2020年)
・松山英樹、マスターズ制覇(2021年)
抜け落ちているものも多々ありそうです。ワタシが20代だったころ、〝世界〟と戦っていた日本人といえば、ボクシング、それと自転車の中野浩一ぐらいしかいなかったような。上に挙げた項目は、正直、夢物語でした。時代は変わりましたね。ということで、ありきたりの結論で締めます。最近の若いもんは……スゴイ!