まずは全米オープンテニス男子シングルス決勝から。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、ダニール・メドベージェフ(ロシア)に4-6、4-6、4-6で敗れ、男子史上3人目、52年ぶりの年間グランドスラム(4大大会全制覇)はなりませんでした。同時に4大大会男子最多となる21度目の優勝も逃しました。
ワタシはリアルタイムで見ることができなかったのですが、どうやら今日のジョコビッチはメンタルでやられたようです。
〈相手の第2サーブをリターンし、主導権を握り、ラリーに入った瞬間、会場の音響が音を出しポイントがやり直しになった。そこから2ポイントを連続で奪われ、ついに感情が爆発した。ラケットを3度、コートにたたきつけ破壊した〉(日刊スポーツ)
ここから崩れたジョコビッチはミスを連発し、立て直すことができず。今年の全豪オープン決勝でストレート勝ちしていた相手に快挙達成を阻止されたというわけです。そういえばジョコビッチは去年の全米オープンでも、劣勢にイライラして無造作に打ったボールが偶然にも線審の喉元に当たってしまい、失格処分を受けています。今回も悔やんでいるハズです。データ&記録好きとしては残念な結果でした。
ただ、メドベージェフ側から見たら完勝といっていいでしょう。近年、男子シングルスの4大大会優勝はジョコビッチ(34歳)、ロジャー・フェデラー(スイス/40歳)、ラファエル・ナダル(スペイン/35歳)、アンディ・マリー(英/34歳)の〝ビッグ4〟がほぼ独占してきましたが、これで勢力図が変わっていくのかどうか。それはそれでありですね。
続いて大相撲九月場所2日目。結びの一番で横綱・照ノ富士と東前頭筆頭・豊昇龍が対戦しました。ワタシも仕事の合間にテレビ観戦。朝青龍のおい、豊昇龍は前日に大関・正代に圧勝しており、照ノ富士にも勝つのではないか、と期待していましたが、結果は照ノ富士が豊昇龍を寄せつけず、寄り倒しで下しました。力の差を感じましたね。前日にも書きましたが、照ノ富士の史上2人目となる〝新横綱全勝優勝〟が早くも近づいてきた、と言っておきます。
さて。まだ月曜日が終わったところというのにワタシはもうヘロヘロです。なんとなく、体力的にヤバい感じです。火曜日もバタバタと忙しくなりそうなのは確実なので、このあと、さっさと寝ます。おやすみなさい。