散髪は年1回。

雑記です。

出勤時、電車内でのスリリングな会話。

 別にいつも聞き耳を立てているわけではありません。マスクをしているせいか、皆さんそれなりに声が大きくなるんですね。今朝(6/17)の出勤時、電車内で聞こえてきた会話は、大多数の人にとってはなんてことないものかもしれませんが、ワタシにとってなかなかスリリングで、ハラハラしました。

 ワタシが乗り込んだのは午前9時台。まだ緊急事態宣言が解除されていないのに、車内は仕事がらみと思われる方々でそれなりに混んでいました。テレワークはさほど浸透していない、ということでしょうか。座ることができないので、ワタシはなんとか寄りかかれる位置をキープし、バッグから取り出してスポーツ紙を読みます。すると次の駅で、スーツ姿の若い男女2人組が乗ってきて、ワタシのすぐ横に陣取りました。顔は見えませんが、おそらく男性が彼女の教育係、ですね。

 彼らはしばし仕事の話をしていました。その後、少し間があり、男性が話題を変えます。

「そういえば俺、来週の誕生日で大台に乗っちゃうんだよな」

「そうなんですか。大台って40ですか?」

 わお。確かに先輩の彼は後頭部が少し薄くなっていたものの、ワタシの目には大台は30歳、と映りました。後輩の彼女はボケたんでしょうか。それとも、本気で言ったんでしょうか。悪気がなかったとしても、これはいかんですね。ワタシが想像するに、彼は心の中でムッとしていたはずです。

 2人は黙り込み、2つ目の駅で降りていきました。このあと、2人の仕事に差し支えがないことを祈りつつ、ワタシは彼らを見送りました。

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ワタシが乗った車両には、珍しくスポーツ紙を読む人、そしてその横には単行本を読む人がいました。ほとんどの方がスマホを手にする中、新鮮な光景だったので、思わずスマホでパチリ。トリミングして載せています。