散髪は年1回。

雑記です。

進退懸かる横綱・白鵬、初日白星。

 まずは東京都議会選挙。ワタシも投票に行ってきました。今回も、心底当選させたい、と思う候補者は誰もおらず。それでも、悩んだ末に投票した人は、結果的に当選していました。ワタシはいまの政権には大いに危うさを感じているので、なんとかいい方向へ変わってほしいと思います。次期衆院選への影響はどう出るでしょうかね。なお、投票率は42.41%と前回選(51.28%)を8.87%下回ったようです。

 さて。今日(7/4)、大相撲七月場所が名古屋市ドルフィンズアリーナで開幕しました。東京を離れての開催は去年の三月場所(大阪)以来1年4ヶ月ぶりで、名古屋での開催は2年ぶり。ちなみに2年前の名古屋を制したのは横綱鶴竜でした。鶴竜はもう引退しています。時の流れを感じますね。

 今場所、見逃せない力士は、綱とりがかかる大関照ノ富士と、6場所連続休場明けとなる横綱白鵬です。世代交代はあるのでしょうか。風雲急を告げる場所になりそうな予感が漂います。

 ワタシはテレビ観戦。大関陣は、朝乃山が出場停止で休場のため3人です。まずは正代が東前頭2枚目・隆の勝を寄り切り、続く貴景勝は西前頭筆頭・大栄翔にすくい投げでともに白星スタートを切りました。貴景勝は先場所、12勝3敗で優勝同点だったので、今場所、レベルの高い優勝(全勝優勝!?)をすれば横綱昇進もあるようです。終盤戦まで、星を落とすことなくいってほしいですね。

 そして照ノ富士は先場所敗れた東前頭筆頭・遠藤と対戦。圧力をかけて危なげなく寄り切りました。終始落ち着いていましたね。心配なのはケガだけ、といっていい気がします。このまま一気に昇進への道を駆け抜けても、誰も驚かないでしょう。

 横綱白鵬は結びの一番に登場。相手は新小結・明生です。昨年の七月場所から6場所連続休場(全休4場所、途中休場2場所)と、1年で90日中74日も休場した白鵬は、3月に右ひざを手術。今場所に進退を懸けるとされ、初日からどんな相撲をとるのか、注目が集まっていました。

 立ち合い、白鵬は張り差しで入り、左四つがっぷりから土俵に押し込まれる場面もありましたが、投げの打ち合いに耐えて最後は掛け投げ。激しい相撲を制して勝った直後、白鵬は歯を食いしばり、鬼の形相を見せました。これが何を意味するのか。解説の舞の海が話していたように、必死さは十分伝わってきました。会場の拍手もすごかったですね。

 とりえあず初日をクリアした白鵬ですが、2日目以降も負けられません。現役続行のためには、万全の相撲で勝つことが求められます。ヒリヒリした展開が続きそうですね。ワタシもできるだけ、リアルタイムでテレビ観戦します。

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今場所、個人的に残念なのは東関脇・髙安の休場です。最近2場所連続で10勝しており、今場所の成績次第では2019年十一月場所以来となる大関復帰の可能性がありましたからね。休場理由は師匠の田子ノ浦親方によると「急性腰痛症。ぎっくり腰みたいなもの」だそうで。髙安自身は腰の状態が回復すれば出場する意向を示しているようですが、これで大関復帰への道は閉ざされました。もう一度、チャンスは巡ってくるでしょうか。