散髪は年1回。

雑記です。

「1番・DH」大谷翔平、勝利投手に。

 東京の新型コロナウイルスの新規感染者数は今日(7/14)、1149人が確認されました。1000人を超えるのは5月13日以来、約2ヶ月ぶり。感染拡大が止まらない中、1週間後には開会式に先駆け、オリンピックの競技が始まります。どうなっちゃうのか、いろんな意味で心配です。

 さて。オリンピックと関係なく、とりあえず無事にMLBオールスターゲームが終わりました。ワタシはNHKのBS1で生中継があることを知っていましたが、自宅ではBS放送を見られる環境にないので、なるべく早く出勤して、職場で見るつもりでした。地上波での生中継はないと思っていたのです。すると、今朝起きてテレビをつけたら、テレビ朝日が生中継するということでビックリ。急きょ、決まったんでしょうかね。

 ワタシにとってはうれしい誤算。テレ朝は大谷が引っ込んでからも最後まで中継するつもりなのか、といらぬ心配をしつつも、ギリギリまで見てから家を出ることにしました。エンゼルス大谷翔平が画面に映り、まず目がいったのはユニフォームです。ワタシには、アメリカン・リーグのユニフォームがパジャマにしか見えませんでした。

 ゲームが始まりました。1番・DH&投手でスタメン出場の大谷は、1回表、トップバッターで打席へ入ります。ナショナル・リーグの先発は、剛球右腕のマックス・シャーザー(ナショナルズ)。今回がオールスター8回目の出場で、先発は自身4回目となります。初球はファウル。大谷、豪快なスイングでした。続く2球目も大谷は打って出て、セカンドゴロ。シャーザーは2番ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)をセカンドゴロ、3番ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)を空振り三振と、貫禄のピッチングを見せました。

 1回裏、アメリカン・リーグの先発投手・大谷がマウンドへ上がります。1番フェルナンド・タティスJr,(パドレス)をレフトフライ、2番マックス・マンシー(ドジャース)をセカンドゴロに打ち取り、簡単に2死を奪うと、3番ノーラン・アレナド(カージナルス)の4球目と5球目に時速100マイル(約161キロ)超えを記録。さすが大谷、うならせてくれます。最後は6球目、ショートゴロでこちらも三者凡退で締めくくりました。投手・大谷は1イニングのみで終了です。

 ワタシはここで家を出たので、2回表以降はリアルタイムで見ていません。職場に着き、テレビの前へ向かうと、ゲームは5回表、アメリカン・リーグの攻撃中。無死一・二塁で大谷の打順でしたが代打を出され、これでお役御免となりました。なお、大谷の第2打席はコービン・バーンズ(ブルワーズ)の初球を打ってファーストゴロ。今日の打者・大谷は2打席でたった3球の勝負でした。

 ゲームはアメリカン・リーグが5-2で勝ち、8連勝を飾りました。舞台となったクアーズ・フィールドは打者有利の球場で、打撃戦になるものと思われていたので(前回クアーズ・フィールドで行われた1998年のオールスターゲームは13-8の乱打戦でアメリカン・リーグが勝ちました)、意外なスコアでしたね。勝利投手はなんと大谷。MLB公式サイトによると、両リーグを通じ、公式戦、ポストシーズン、オールスターを含めて、1番打者で先発登板して勝利投手になったのは120年以上の長いメジャー史の中でも、大谷が史上初、とのことです。もう、次から次へ、大谷はやってくれますねえ。

 なにはともあれ、大谷はケガすることなく、キッチリと見せ場もつくって終えることができてホッとしました。大谷所属のエンゼルスは、現地時間7月16日(日本時間17日)に後半戦がスタートします。ファンの予想を超える活躍を期待しましょう。

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またまたMLB公式サイトのトップ画面から引っ張ってきました。やはり、ワタシはこのユニフォームがパジャマにしか見えません。