まずは出勤時、駅まで歩いていたときのこと。いきなりワタシの目の前に何かが落ちてきました。見たら、セミでした。どうした? と思っていたら、セミは仰向けの状態で羽をばたつかせたあと、生き絶えました。まだ8月の上旬ですから、生き急いだようです。
撮影はせず。セミの死骸を見ると、夏が終わっていくな、という気になります。そういえば今年、ワタシはセミの鳴き声を聞いていません。セミの絶対数が減ってきているんでしょうか。おととしあたりはうるさいぐらいに鳴いていた記憶があるので、な~んとなく心配ですね。
さて。東京オリンピックは8月8日の閉会式まで、1週間を切りました。エンディングが近づいていますね。ワタシの今日(8/2)の個人的なトピックは野球です。予選リーグA組を1位で通過した日本は、準々決勝でアメリカと対戦しました。ワタシは仕事の合間にテレビで観戦。さすがに最初から最後まで全部を見ることはできませんでしたが、何度も席を立ってテレビの前に陣取ってました。同僚で気にしている者は誰もいず。まあそんなもんでしょう。
結果は、日本のサヨナラ勝ちでした。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
USA 0 0 0 3 3 0 0 0 0 0 6
JPN 0 0 2 1 2 0 0 0 1 1 7
ここからはあくまで個人的な意見です。見ていて、日本の必死さが思い切り伝わってきました。そして、プレッシャーでガチガチだったように思います。ワタシは何度かオリンピックに野球は向いていないと書いてきましたが、今大会を見てもその考えに変わりはありません。
出場6チームの中で、一番躍起になっているのは日本でしょう。まあそれは当然といえば当然なのですが、日本には悲壮感すら漂っている気がします。稲葉篤紀監督もアップアップしていたような。
オリンピックにバリバリのメジャーリーガーが出場しないアメリカは毎回、心底本気、とはとても思えません。1点ビハインドで迎えた9回裏、日本は先頭の吉田正尚(オリックス)が倒れ、続く鈴木誠也(広島)のフルカウントからの6球目はきわどい球でワタシは三振と思いましたが、判定はボールで四球。アメリカは抗議しません。あっさりしてましたね。
日本は準決勝で韓国と対戦します。勝てば文句なしに決勝進出。負けても、敗者復活3回戦に回り、ここで勝てば決勝に進出できます。今大会は、3敗しても決勝進出の可能性を残す変則システムがとられています。日本が金メダルを獲るようにお膳立てしてもらっている感じですね。そんなわけで、最終的に日本が金メダルとなっても、ワタシは心底喜べません。なにより、以前何度か書いていて繰り返しになりますが、たった6チームで、しかもフルメンバーはそろわず、さらに10日に満たない日程で〝世界一〟を決めるのはムリがありますよ。
うまくまとまらなくなってきました。オリンピックの野球はワタシにとってしんどい、でも野球は好きなのでやっていたら見てしまう、とよくわからない結論で締めてそろそろ寝ます。