散髪は年1回。

雑記です。

大谷翔平、ホームスチール成功。

 9月の初日、今日の東京の最高気温は10月上旬並みの23.5度。前日は32.4度でしたから、約9度、下がったことになります。汗かきのワタシは念のため朝、Tシャツで首にタオルを巻いて出勤しましたが、さすがにほとんど汗をかきませんでした。夜、帰宅時には寒く感じたほど。西日本は残暑が続いているようですが、2日の木曜日も東京は最高気温が22度と、今日よりさらに下がる予想が出ています。体調、崩さんようにしないといけませんね。

 さて。ワタシは今日も夕方、猛烈な睡魔に襲われてしまいました。復活するのにまたかなりの時間を要しました。まだ水曜日が終わったところなので、今回も大谷翔平ネタでササっといきます。

 エンゼルス・大谷は現地時間8月31日(日本時間9月1日)、地元エンゼルスタジアムでのヤンキース戦で、自身初のホームスチールを決めました。5回裏、2死一・三塁から一塁走者フィル・ゴスリンとダブルスチールに成功。ヤンキースの捕手ゲーリー・サンチェスが二塁に送球する間、三塁走者の大谷もスタートを切り、好スライディングでタッチをかいくぐってホームインしました。

 ワタシもMLBの公式サイトで動画を見ましたが、際どいタイミングでしたね。大谷の足の速さと走塁センスはかなりのものです。ただ、少しばかりデータ&記録好きとしては、最近の打者・大谷に少し気になるところがあります。8月を終えて、大谷の成績は次のとおりです。

 試合   127
 打数   446 
 得点    88(6位)
 安打   117(35位タイ) 
 二塁打  25(24位タイ)
 三塁打  5(3位タイ)
 本塁打  42(1位)
 打点   90(6位)
 四球   69(6位) 
 三振   159(3位) 
 盗塁   22(3位)
 盗塁死  8(1位タイ) 
 打率  .262(39位) 
 出塁率 .363(12位)
 長打率 .623(1位)                         
 OPS .987(2位)

 リーグトップを走る本塁打を筆頭に、すばらしい数字が並びますが、三振の多さも相当なものです。月別にみると、

 4月 23試合 92打数-27三振(3.41打数に1三振)
 5月 27試合 94打数-33三振(2.85  〃   )
 6月 25試合 81打数-27三振(3.00  〃   )
 7月 23試合 85打数-37三振(2.30  〃   )
 8月 29試合 94打数-35三振(2.69  〃   )

 月間30三振を超えたのが3度あり、7、8月は三振率が上がっています。今季、エンゼルスのレギュラーシーズンは残り29試合。大谷が全試合に出場する、と仮定すると、シーズン200三振に届いてしまうかもしれません。これはインパクトがありすぎです。

 MLBのシーズン200三振はこれまで延べ13人。すべて2008年以降に達成されており、最多は2009年マーク・レイノルズ(ダイヤモンドバックス)の223三振です。そしてこの13人の中で、本塁打王を獲得したのは2017年のアーロン・ジャッジ(ヤンキース/52本塁打&207三振)だけ。大谷が彼に続く2人目となれば、それはそれで痛快なんですけど、一ファンとしては願わくばもう少し三振を減らし、打率を上げてほしい。こんなことを思うのはヤボ、でしょうか。

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MLB公式サイトのハイライト動画から撮影した、大谷ホームスチール成功の瞬間です。なかなかお目にかかれるシーンではありません。現場で見ていた人がうらやましいかぎりです。