まずはお詫びと訂正からです。前回、幕内の九州出身力士は4人と書きましたが、大間違いでした。どうしたことか、2人も抜けていたのです。ワタシは番付表のどこを見ていたのか。お恥ずかしいかぎりです。
大相撲十一月場所の初日。ワタシは午後4時からテレビの前に陣取りました。幕内の取組が始まって2番目は天空海-佐田の海の一戦。ここで実況の佐藤洋之アナウンサーが「ご当所のひとり、熊本出身の佐田の海」と言ったので、ワタシはあれっという気になります。前日、九州出身力士に佐田の海と書いた記憶がなかったので、あわてて調べてみると、確かにそのとおり。まいりました。さらにそこから8番後、琴恵光-千代翔馬でまたもアナウンサーが「宮崎(ここで一瞬間がありました)出身の琴恵光です」ときて、またまたガックリ。そう、琴恵光の名前も入れていなかったのです。
さすがにこのあとの〝抜け〟はありませんでした。が、2人も見逃していたことに軽くショックを受けています。いかんですねえ。ということであらためて、幕内の九州出身力士を載せます。
正代(熊本/大関)
明生(鹿児島/西関脇)
琴恵光(宮崎/東前頭8枚目)
千代丸(鹿児島/東前頭15枚目)
佐田の海(熊本/西前頭16枚目)
松鳳山(福岡/西前頭17枚目)
初日、上位陣の結果は、大関・正代が東前頭筆頭・大栄翔にいいところなく押し倒されて黒星発進。完敗でしたね。もうひとりの大関・貴景勝は西前頭筆頭・若隆景に突き落としで完勝。そして横綱・照ノ富士は西小結・霧馬山に多少てこずったものの、最後は小股すくいで勝ちました。今場所、照ノ富士を破る力士は出てくるでしょうか。
解説の舞の海は放送開始直後、「ひそかに正代に注目している」と語っていました。その正代の2日目以降の巻き返しを願って、今夜は寝ます。