Friday Night。今週も疲れました。帰りの電車は乗り換え後も含めて座ることができず。ワタシが乗った車両には、ぽっかり空いているスペースがありましたが、そう、そこは床が悲惨な状況になっていました。金曜夜の光景と言えますね。
さて。まずは今朝(11/19)飛び込んできたビッグニュースから。まあ見方によっては当然、という感じもしますが、エンゼルス・大谷翔平がアメリカン・リーグのMVPに輝きました。しかも、満票での受賞です。どうやら今年はひねくれ者の記者がいなかったようで。
今季の大谷には、大いに楽しませてもらいました。来シーズンもやってくれるでしょう。ぜひ、投打の両方でタイトルを獲得してほしい。大谷なら、それも十分可能だと思わせてくれます。
そして、日付変わって11月20日、プロ野球日本シリーズが開幕します。セ・リーグはヤクルト、パ・リーグはオリックスの顔合わせ。昨季まで、日本シリーズは2年連続で巨人×ソフトバンクの対戦だったので新鮮に映りますね。第1、2戦は京セラドーム大阪、3~5戦はヤクルトの本拠地神宮球場で明治神宮大会が開催されるため東京ドーム、6、7戦はほっともっとフィールド神戸で開催されます(6、7戦は京セラドーム大阪が音楽ライブと重なったため使えないようです)。
今回の日本シリーズ、データ&記録好きとしてはチェックポイントがいくつもあります。思いつくまま挙げてみます。
⚾ヤクルト、オリックスとも2年連続最下位からの優勝。前年最下位同士の対決は史上初めて。過去、「前年最下位→日本一」を達成したのは1960(昭和35)年大洋(現DeNA)だけ。今回、どちらが勝っても61年ぶり2度目となる。
⚾日本シリーズに出場するのは、ヤクルトが2015(平成27)年以来5年ぶり8回目、オリックスが1996(平成8)年以来25年ぶり13回目。ヤクルトは2001(平成13)年以来20年ぶり6回目、オリックスは1996年以来、5回目の日本一を目指す。
⚾ヤクルトとオリックスが日本シリーズで対戦するのは1978(昭和53)年、1995(平成7)年以来3度目。1978年は●〇●〇〇●〇、1995年は〇〇〇●〇で、過去2度はいずれもヤクルトが勝っている。
⚾ヤクルト・高津臣吾監督は1968(昭和43)年11月25日生まれ(ヤクルトが4勝1敗でシリーズを制したらバースデー胴上げ!)、オリックス・中嶋聡監督は1969(昭和44)年3月27日生まれの同学年。2人が選手として日本シリーズで顔を合わせた1995年、ヤクルトを率いた野村克也、オリックスを率いた仰木彬の両監督も1935(昭和10)年生まれの同学年だった。
⚾日本シリーズは2013(平成25)年楽天から、パ・リーグのチームが8年連続日本一。今回オリックスが制すると9年連続となり、同一リーグでは1965(昭和40)~1973(昭和48)年セ・リーグと並び1位。
⚾パ・リーグのチームは本拠地で2013年第7戦から19連勝中。セ・リーグのチームはこの19試合を含め、DH制のゲームで21連敗中(昨季は全試合でDH制を採用したため)。
⚾オリックス・中嶋監督は就任1年目。新人監督の日本シリーズ出場は2015年工藤公康(ソフトバンク)、真中満(ヤクルト)以来18人目。同年工藤監督以来、11人目の新人監督日本一なるか。
……ほかにもまだまだありそうですが、アタマが回らなくなってきたのでこのあたりで打ち止めにします。専門家の予想では、オリックスを推す声が多いようです。オリックスには山本由伸という絶対的エースがいること、ヤクルトが本拠地を使えないこと、レギュラーシーズンは9回打ち切りだったのがシリーズは延長12回まで行われるためヤクルトの救援陣に不安があること、などが主な理由。ちなみに今季の交流戦3試合(京セラドーム大阪)の結果は、オリックスが9-2、4-7、8-7と2勝1敗で勝ち越しました。
ワタシはそろそろセ・リーグのチームにシリーズの連敗をストップさせてほしいと思っています。願うは最終第7戦決着ですが、開催要綱には、第7戦まで引き分けが挟まれば、第8戦以降は延長回の制限を設けない、とあります。延長20回で日本一決定! なんてシーンを見たいですね。
土曜日、ワタシは仕事の残務処理のため少しだけ出勤せねばなりません。なるべく早く家を出て、日本シリーズが始まるまでには帰宅します。