散髪は年1回。

雑記です。

オリックス、26年ぶり日本一!

 36年ぶりとなる第8戦突入とはなりませんでした。今日(10/30)、神宮球場で行われたヤクルト×オリックス日本シリーズ第7戦は、激戦の末にオリックスが5-4で逃げ切り勝ち。2敗1分けから一気の4連勝で、1996年以来、26年ぶり5回目の日本一に輝きました。

 もし今日ヤクルトが勝てば3勝3敗1分けとなり、1986年の西武×広島以来となる第8戦突入、だったのですが……まあなかなかそうそう簡単にはいかない、ということですね。

 試合はオリックスが1回表、先頭の太田椋がプレーボール直後の1球目をバックスクリーンにたたきこみ、先制。初回先頭打者の初球本塁打はシリーズ史上初になります。テレビ観戦していたワタシは、いきなり予想外の展開に面くらいました。ただ、その後の2死満塁ではヤクルトの先発、サイスイードがなんとかふんばり、1失点で終えます。

 オリックスは中4日で左腕・宮城大弥が先発。初回を三者凡退に抑え、2回、3回、4回とヤクルト打線を無得点に封じ込めます。サイスニードも立ち直り、1-0のまま試合は中盤戦へ。ヒリヒリした展開はワタシも望むところです。

 5回表、オリックス先頭の8番・伏見寅威が安打で出塁すると、9番・宮城、1番・太田がともに絶妙なバントヒットで無死満塁とします。2番・宗佑磨はファーストゴロで併殺、2死となりますが、3番・中川圭太、4番・吉田正尚の連続四死球で1点を追加。さらに5番・杉本裕太郎の左中間への当たりはヤクルトのセンター・塩見泰隆が追いつくも捕球できず。満塁の走者が一掃し、さらに3点を追加してこの回、大きな4得点を挙げました。

 その裏、オリックス・宮城は1死一、三塁のピンチをしのぎ、5回無失点でマウンドを降ります。オリックスは強力救援投手陣が控えていますから、試合はこのまま〝無風〟で進むものと思われました。

 ヤクルト打線は6回、7回とオリックス・宇田川優希の前に無得点。しかし、8回裏に怒涛の反撃を見せます。この回からマウンドに上がった山崎颯一郎を攻め、1死一、二塁から4番・村上宗隆のタイムリーで1点をとると、続く5番、ホセ・オスナは変化球を完璧にとらえてレフトスタンドへ3ランホームラン! ついに1点差です。なんとまあ。

 9回表、オリックスは1死三塁のチャンスをつくりますが無得点。追加点を奪えず、これが響くことは……ありませんでした。オリックスは最終回、マウンドに立ったジェイコブ・ワゲスパックが8番から始まるヤクルト打線をあっさりと3人で封じ、ゲームセット。オリックスが2022年シーズンの頂点に立ちました。絶対的エース・山本由伸を欠きながらの日本一。やりますなあ。

 これで日本プロ野球の今シーズンは終了です。データ&記録好きとしてはなかなか面白いシーズンとなりました。一方、MLBのワールドシリーズは今日が今日第2戦で、アストロズが5-2でフィリーズに快勝して1勝1敗。こちらは少なくともあと3試合は行われるので、もう少し楽しめそうです。

午後9時45分、テレビ画面からの撮影。書体はこのテのふるめかしい感じが多いですね。