前日夜から降り続いていた雨は朝になっても止まず。真珠湾攻撃からちょうど80年となった今日(12/8)の東京は寒い一日となりました。当然ながらワタシもカサをさしての出勤です。やがて職場のある最寄り駅に到着。ワタシは少し身構えていました。というのも、前の日に見た〝イチョウのじゅうたん〟が、雨に濡れておそらくすごいことになってると予想できたからです。
その予想は的中しました。まあこの道を毎日のように歩いている人にとっては容易なことではあるのですが。歩道橋をのぼり、降りようとして、ワタシは少し躊躇します。かなりの量のイチョウが階段を覆っていたので、これは慎重に歩かざるをえません。すると、ワタシの前を歩いていた若い女性の2人組がやはりゆっくりと階段を降りており、地上へ。途端に安心したのか、そのうちの1人が濡れたイチョウに足をとられて滑りました。
彼女は「きゃあっ」と叫びながらも、なんとか転倒するのを回避。よかったです。上から見ていてワタシもハラハラしました。が、次は自分の番です。今日履いていたスニーカーは底面が滑りそうでやや不安だったので、時間をかけて降りました。ただ、無事に降りても、〝イチョウのじゅうたん〟はまだ続きます。ようやく抜け出すと、あとはいつもペースで歩いて職場に向かいました。
……それにしても、ワタシはいつからこんなビビりになってしまったんでしょう。若いときは歩くときに滑ることなんかまったく考えなかったんですけどねえ。これが〝老い〟なのか。今後はなんとか抗っていきたいです。