散髪は年1回。

雑記です。

NBP AWARDS 2021。

 日本プロ野球のMVPと新人王が今日(12/15)、都内で行われた「NBP AWARDS 2021」で発表になりました。MVPはセ・リーグが村上宗隆(ヤクルト/内野手)、パリーグは山本由伸(オリックス/投手)がともに初選出。最優秀新人賞には、セが広島栗林良吏(広島/投手)、パはオ宮城大弥(オリックス/投手)が選ばれています。

 MVPはまあ妥当でしょうね。2000(平成12)年2月2日生まれの村上は、今季史上最年少での通算100号を達成。打率2割7分8厘、39本塁打、112打点の成績を残し、初の本塁打王を獲得しました。打点も1位の岡本和真(巨人)にわずか1差。村上の世代はプロ入り時、清宮幸太郎日本ハム)が注目度№1でしたが、もう何年も前から村上が圧倒的に上回っています。一見、力士風にも見える村上は早生まれとあって、通算記録で数々の最年少記録を達成しそうな予感。データ&記録好きとしては今後も大いに期待したいです。

 パの山本も文句なしです。今季は最多勝最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振沢村賞など投手のタイトルを総なめ。ネットには、ベストナインやゴールドグラブ、さらに、先発してのQS(クオリティースタート、6イニング以上自責点3以下)、制球力と奪三振能力を計るK/BB(奪三振÷与四球)、1イニングに許した走者数の指標であるWHIP(1イニングあたりの被安打+与四球)などでパ・リーグ最高を記録し、〝締めて21冠〟と出ていました。現役最強投手であることに疑いの余地はありません。

 なお、21歳でMVPを獲得した村上は、セ・リーグでは1996(平成8)年松井秀喜(巨人)の22歳を抜いて最年少。23歳の山本と合わせ、両リーグともMVPが23歳以下となったのは1996年、前述の22歳・松井、23歳・イチローオリックス)以来のようです。

 一方、新人王は激戦でした。セは53試合に登板して0勝1敗、新人最多記録に並ぶ37セーブ、防御率0.86の成績を残した栗林が受賞。未勝利で新人王を獲得したのは、71年の歴史の中で栗林が史上初となります。今季のセはほかにも打率がリーグ3位の3割1分4厘、22本塁打、71打点をマークした牧秀悟(DeNA)、リーグ6位の24本塁打を記録した佐藤輝明(阪神)、30盗塁で盗塁王の中野拓夢(阪神)、2ケタ10勝を挙げた伊藤将司(阪神)ら、ハイレベルなルーキーが目白押し。ワタシなら牧を選びましたね。牧、佐藤、中野、伊藤にチームトップの9勝を記録した2年目の奥川恭伸の5人は「新人特別賞」として表彰されています。

 最後、パの新人王を受賞した宮城は、高卒2年目。今季は23試合に登板して13勝4敗、防御率2.51と、チーム25年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献しました。パは宮城以外に伊藤大海(日本ハム/投手)、紅林弘太郎(オリックス内野手)、早川隆久(楽天/投手)、そして宮城、奥川と同世代で、岩手・大船渡高3年時に高校生日本歴代最速の時速163キロを計測した剛球右腕・佐々木朗希(ロッテ)の4人に票が入りました。この中から一人、となるとやはりワタシも宮城を推します。

 ……データをメインに、ズラズラと書き連ねてきました。もっとジックリいきたいところですが、時刻は4時過ぎ。木曜日、ヤバいことになりそうなのでそろそろ寝ます。おやすみなさい。

f:id:baribon25:20211216041020j:plain

日本プロ野球機構の公式サイトから引っ張ってきました。ドラフト会議同様、リポビタンDが協賛しています。