何日かぶりでエンゼルス・大谷翔平をメインにいきます。ただ、その中身はかなりシビアなものです。
大谷は現地時間8月23日(日本時間8月24日)、本拠地エンゼルスタジアムでのレッズ戦ダブルヘッダー第1試合に「2番・投手兼指名打者」で先発出場。打者・大谷は第1打席で44号先制2ランを放ちましたが、投手・大谷は2回途中の投球で異変を訴え、緊急降板しました。
投球回数は今季最短の1回1/3、無安打無失点ながらわずか26球で交代。その後代打を出され、打者・大谷も退いています。エンゼルスは4-9で逆転負け。球団は大谷の交代理由を「腕の疲労感」と発表しました。ワタシはネットで記事を読んで、なんとなくイヤな予感が走ります。軽傷ですめばいいな、と思っていたのですが……。
状況が心配される中、大谷は第2試合にも「2番・指名打者」で先発出場。第1打席から三ゴロ、中直、ライトへの二塁打、空振り三振、二塁ゴロでした。少しホッとしましたが、試合は3-7でエンゼルスが敗れ、4連敗。負け越しは今季ワーストの6に伸びています。ポストシーズン進出は今季も絶望といわざるをえませんね。
そして2試合終了後、衝撃的な発表がなされました。大谷が右ひじ靱帯損傷のため、今季残り試合に登板しないというのです。いやはやなんとも。今後、手術するかどうかは現時点でまだ決まっていないようですが、大谷は2018年にも手術していますから、もし再手術となれば影響は計り知れません。
今後、打者としての出場は可能なのか。今オフの契約はどうなるのか。エンゼルスに残留するのか、それとも他チームに移籍するのか。手術したら復帰はいつになるのか。いろいろと気になります。それでもまあ、ここでブレーキをかけたのは正解でしょう。大谷が最良の決断を下して、元気な姿で戻ってくれることを願うのみです。