散髪は年1回。

雑記です。

電車の優先席で薬の整理をするご婦人。

 前日は父の日、でしたね。ワタシは実家のオヤジに日曜日到着でお菓子を配送り、オヤジからも無事に届いたという連絡がきたのですが、ワタシの家では何もなかったので、すっかりスルーしてしまっていました。我が家の子どもたちが今後、母の日や父の日を気にかけてくれるのか。少し、不安ではあります。

 さらに昨日は、キックボクシングのビッグイベントがありましたが、リアルタイムで見ることができなかったこともあり、こちらもふれるのを忘れていました。プロ通算46戦全勝のRISE世界フェザー級王者・那須川天心が、K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者・武尊との58キロ契約3分3回(延長1回)に臨んだ一戦は、5-0で那須川が判定勝ち。宣言どおり、これで那須川はキックボクシングからボクシングに転向するようです。

 那須川はボクシングでも名王者になれるでしょうか。プロボクシングの世界王者・井上尚弥が所属する大橋ジムの大橋秀行会長は「1975年にプロ3戦目で世界王座を獲得したムエタイ出身のサンセク・ムアンスリン(タイ)の記録に並ぶことができるのは、日本人で那須川しかいない」とコメントしています。いいですねえ。こうなったら那須川には、強烈なインパクトを残してもらいましょう。

 さて。休み明けの今日(6/20)は暑くなりましたね。ワタシには湿度が高く感じられ、出勤時にけっこうな汗をかいていました。その今朝の出勤時のことです。電車は空いていました。ワタシも座ります。すると、斜向かいの3人掛けの優先席に、70代と見られる、あるご婦人がひとりで陣取り、作業しているのが目に入りました。

 ワタシはスポーツ紙を読みながら、ご婦人が何をやっているのか、と注目します。するとご婦人は、2人分のスペースに薬の袋を並べ、整理しているようでした。これがかなりの量。少しずつ切り出し、まとめていました。1回分ごとに飲む薬を分けている感じです。おそらくは直前に処方してもらった自分の薬なんでしょう。ただ、一向にその整理が終わる気配はありません。やがて車内は徐々に混んできました。ご婦人の前には、座ろうとする乗客がやって来て、ご婦人が席を開けてくれるのを待ちます。

 薬の整理が途中でも、これはさすがに中断するだろう、と思っていました。しかし、ご婦人は薬の整理をやめようとせず。まあやめるにやめられなかったのかもしれませんが、なかなかの構図でした。よく続けられますねえ。ワタシにはとてもムリです。いや、それ以前に、電車内で薬の整理をしようとは思いませんが。

 結局、ご婦人の前に立っていた方(こちらもご婦人)も、この席に座るのは難しいと判断したようで、別の車両に移動していきました。そして次の駅に着いても、ご婦人の薬の整理は続き、ワタシが乗り換えのために降りるまで、終わることはありませんでした。

 このご婦人は毎回こんなことをやっているんですかね。初めてじゃないとしたら、これまでトラブルになったことはないんでしょう。ということは、こうしたことを気にするワタシのような人間は少数派なのか。もしまたこのご婦人を見かけたら、周囲を含めて注視します。

「薬 イラスト 無料」でネット検索して出てきた中から、「介護アンテナ」さんのものをお借りしました。今日のご婦人が整理していた薬の中に、粉薬はなかったと思われます。