まずはエンゼルス・大谷翔平から。バースデーアーチは出ませんでした。28歳の誕生日の7月5日(日本時間6日)、マイアミのローンデポ・パークでのマーリンズ戦に「3番DH」で出場した大谷は三塁ゴロ、三塁ゴロ、投ゴロ、四球の3打数無安打(1盗塁)で快音は聞かれず。大谷は過去、誕生日は日米で7試合に出場し、22打数7安打3本塁打7打点、打率3割1分8厘(メジャーでは過去4年で10打数2安打1本塁打1打点)と好成績を上げていましたが、今年はそういう年ではなかった、ということですね。
大谷は7月6日(日本時間7日)に28歳で初の先発マウンドに上がります。エンゼルスは4連敗中。打線は5試合連続2ケタ三振と深刻です。大谷にはまた連敗ストッパーになってもらいましょう。
さて。タイトルの中村剛也にいく前に、ワタシが今日気になったのは次のニュースです。
〈アフリカで2試合合計「187ゴール」が生まれる珍事発生!協会が八百長の疑いで捜査開始〉(GOAL)
アフリカのシエラレオネ共和国で3日に行われた2部の2試合の結果が考えられないスコアでした。
ルンベブ・ユナイテッド 0-95 カフンラ・レンジャーズ
コキマ・レバノン 1-91 ガルフFC
なにがどうなったらこんなゲームになるんでしょうか。八百長の可能性が高そうですが、動画を見てみたいですね。
さてさて。改めて西武・中村剛也です。中村は6日、京セラドーム大阪で行われたオリックス戦の第4打席で黒木優太に空振り三振を喫し、通算三振数が1956となりました。これで清原和博と並んでいた1955三振を超え、日本新記録です。
◆通算三振上位◆
選手 (所属) 三振 試合
①中村剛也(西武) 1956 1914
②清原和博(オリックス) 1955 2338
③谷繁元信(中日) 1838 3021
④山崎武司(中日) 1715 2249
⑤秋山幸二(ダイエー) 1712 2189
⑥金本知憲(阪神) 1703 2578
⑦新井貴浩(広島) 1693 2383
⑧中村紀洋(DeNA) 1691 2267
⑨ローズ(オリックス) 1655 1674
⑩衣笠祥雄(広島) 1587 2677
出場試合数を上回る三振数を記録しているのは中村だけ。日本選手初の2000三振も間違いないでしょう。ただ、中村は本塁打王6回、打点王4回、日本記録の通算満塁本塁打22本など、データ&記録マニアをうならせるプレイヤーです。特に、2011年に放った48本塁打は、ロッテのチーム年間本塁打46本を上回り、2位との23本差も日本記録となっています。日本球界屈指のスラッガーであることは間違いありません。
最後に、メジャーの通算三振上位を載せて今回は締めます。
選手 三振 試合
①レジ-・ジャクソン 2597 2820
②ジム・トーミ 2548 2543
③アダム・ダン 2379 2001
④サミー・ソーサ 2306 2354
⑤アレックス・ロドリゲス 2287 2784
⑥アンドレス・ガララーガ 2003 2257
⑦ミゲル・カブレラ 1998 2657
⑧ジャスティン・アップトン 1967 1842
⑨ホセ・カンセコ 1942 1887
⑩ウイリー・スタージェル 1936 2360
カブレラとアップトン現役なので通算2000三振に届くのは確実。最近のメジャーは三振が増えているので、将来的には〝ミスター・オクトーバー〟レジ―・ジャクソンの記録を更新するプレイヤーが出てきそうです。