ここ2日、あえてスポーツのネタを〝封印〟してきましたが、今回はムリでした。データ&記録好きとして、やはりこの男の活躍にふれないわけにはいきません。前日(日本時間6月17日)にメジャー通算150号本塁打をマークし、「あした151号を目指して頑張ります」とコメントしたエンゼルス・大谷翔平が、〝有言実行〟の一発を放ったのです。
現地時間6月17日(日本時間6月18日)、大谷はミズーリ州カンザスシティのカウフマンスタジアムで行われたロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5回表の第3打席で右中間に24号逆転2ラン。引っ張ったホームランは久しぶりでしたね。これで15試合連続安打となり、本塁打数はアメリカン・リーグ2位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に5本差をつけトップを独走。58打点との2冠をキープしました。
打者・大谷は6月に入って絶好調です。そして、アウェイ7連戦となった最近1週間の爆発ぶりはすさまじいものがあります。
6/12 レンジャーズ 一ゴロ 四球 左犠飛 中本塁打 空三振 左本塁打
6/13 レンジャーズ 右二塁打 四球 右安打 申告敬遠 四球
6/14 レンジャーズ 四球 見三振 左安打 二ゴロ 左中本塁打
6/15 レンジャーズ 四球 ニゴロ 四球 中本塁打
6/16 ロイヤルズ 左二塁打 四球 ニゴロ 四球 見三振
6/17 ロイヤルズ 右飛 ニゴロ ニゴロ 中本塁打 四球
6/18 ロイヤルズ ニゴロ 空三振 右本塁打 空三振
トータル23打数10安打の打率.435、6本塁打、2二塁打、12打点、10四球。15日のレンジャーズ戦では勝利投手にもなりました。球団広報部によると、「7試合で二塁打2本以上、6本塁打以上、10四球以上」を記録したのは1957年のテッド・ウィリアムズとミッキー・マントル以来、66年ぶりとのこと。殿堂入りのレジェンド2人と肩を並べるあたり、もうたまりませんね。
チームは6月、3連敗でスタートしましたが、その後○○○○○●○○○●○○●○と持ち直し、ここまで11勝6敗。敗現在アメリカン・リーグ西地区で首位レンジャーズと4.5ゲーム差の2位、ワイルドカード争いでもオリオールズに次いで出場圏内の2位と、ポストシーズン進出が現実的になっています。
そういえば大谷は2021年の6月にも25試合で13本塁打を放つなど、月別に見て最高成績をマークしています、エンゼルスは6月、残り10試合。こうなったら大谷にはとことん数字を伸ばしてもらいましょう。