散髪は年1回。

雑記です。

アストロズ、5年ぶり2度目の〝世界一〟。

 書き始め、なんやかやで3時半近し。サクサクいきます。

 現地時間11月5日(日本時間6日)、MLBのワールドシリーズ第6戦がテキサス州ヒューストンのミニッツメイドパークで行われました。結果はアメリカン・リーグ覇者の地元アストロズが4-1でナショナル・リーグ覇者フィリーズに逆転勝ち。対戦成績を4勝2敗とし、2017年以来、5年ぶり2度目の〝世界一〟に輝きました。

 今シリーズはアストロズが第1シード、フィリーズが第6シードの〝格差対決〟ということで、開幕前の予想ではアストロズ有利とみる声が多かったですね。実際、アストロズポストシーズン、地区シリーズで3連勝、リーグ優勝決定シリーズで4連勝と負け知らずで進出してきました。ワールドシリーズでも4連勝なら、1976年のレッズ以来となるポストシーズン無敗となります。

 しかし、第1戦はフィリーズが0-5から6-5と逆転勝ち。アストロズポストシーズン初黒星で、これは意外な展開になるかも、と思われました。その後、第2戦はアストロズ、舞台をフィラデルフィアに移した第3戦はフィリーズ、第4戦はアストロズが勝ち、2勝2敗。この時点でワタシはワールドシーズ史上3度目の〝ヌケヌケ〟決着を期待していました。

 第5戦は接戦となり、アストロズが3-2で逃げ切り勝ち。〝ヌケヌケ〟が途切れました。こうなると、ワタシが望むのは最終第7戦決着です。そのためには、再びヒューストンに舞台を移した今日の第6戦でフィリーズが勝つ必要があります。ワタシはネットで経過をチェック。フィリーズが6回表にカイル・シュワバーのホームランで先制したときはよし、と思ったのですが……。

 そう単純にはいきませんでした。アストロズはその裏、ヨルダン・アルバレスがバックスクリーン超えの特大3ラン本塁打を放ち、逆転。さらに1点を追加し、4-1とリードを広げます。フィリーズはこのあと得点を挙げることができず、試合はそのままアストロズが勝利しました。終わってみればシリーズはアストロズの順当勝ち、といってよさそうですね。

 アストロズのダスティ・ベイカー監督は、3度目のワールドシリーズ挑戦で念願の初制覇。監督生活25年、73歳での初制覇は史上最年長です。また、黒人監督によるワールドシリーズ制覇は、シト・ガストン(ブルージェイズ、1992、93年)とデーブ・ロバーツ(ドジャース、2020年)に続く3人目となりました。

 そして意外だったのが、今回のアストロズのように本拠地で〝世界一〟を決めたのは2013年のレッドソックス以来、9年ぶりということ。調べてみると、コロナ禍で中立地開催となったで2020年ドジャースを除き、2021年ブレーブス、2019年ナショナルズ、2018年レッドソックス、2017年アストロズ、2016年カブス、2015年ロイヤルズ、2014年ジャイアンツと、いずれも敵地で優勝を決めていました。やはり、地元ファンの前で決めるにこしたことはありません。その意味では今季、大団円で終わってよかったです。

 これで日米ともベースボールシーズンが終了。楽しませてもらいました。来年はWBCが開催されます。ワタシはどうも本気になれませんが、始まったら始まったで見ることになると思います。栗山英樹監督率いる侍ジャパンは勝てるでしょうか――。

 時刻は4時半過ぎ。寝ます。

今回もMLB公式サイトから、2022年ポストシーズン勝ち上がりトーナメントの最終形です。なお、ワタシは第6戦、TBSのハイライトでチェックしました。