2月がスタート。今年も閏年ではないので、たった4週間で終わってしまいます。個人的に、今月もいつのまにか終わっちまった、なんて展開にならないように。中身のある月にしたいところです。
日本プロ野球は今日(2/1)、6日始動の西武を除く11球団が宮崎県&沖縄県の各地でキャンプをスタートさせました。ベースボールファンにとって、待ちに待った球春到来。今年は3月にWBC(World Baseball Classic)がありますから、例年とは違った雰囲気で、大いに盛り上がりそうです。ワタシはWBCそのものには懐疑的なのですが、少し前にも書いたとおり、始まったら始まったで侍ジャパンのプレイに一喜一憂するのは確実、と言っておきます。
ここで少しネガティブなことを書きます。ワタシがWBCで思い出すのは、2006年、2009年に日本が連覇を果たしたこと以外に、2009年、WBC後のイチロー(当時マリナーズ)と松坂大輔(当時レッドソックス)のことです。
まず、WBCの疲労で体調を崩したイチローはシーズン開幕前、胃に出血性の潰瘍が認められて自身初の故障者リスト入り。開幕から8試合を欠場しました。あのイチローが胃潰瘍になるとは……と、ワタシはWBCの凄まじさ&恐ろしさを実感したものです。
一方の松坂はさらに深刻なものでした。WBCで2大会連続MVPに選ばれた代償か、右肩に疲労が蓄積したようで、シーズンに入ると何度も故障者リスト入り。メジャー3年目は全くいいところなくシーズンを終え、以降、一度も2桁勝利を挙げることはありませんでした。もしWBCがなかったら、松坂の野球人生ならびに生涯成績は大きく変わっていたのでは、とさえ思ってしまいます。こんな虚しい考察はありませんね。
WBCはそれだけ重圧がかかる大会なのでしょう。今大会も、侍ジャパンのメンバーには、いくら日の丸を背負っているとはいえ、くれぐれも無理をしないでほしい。シーズンに影響が出ないことを祈るばかりです。
そしてもうひとつ、2月1日は1953(昭和28)年にNHK東京放送局が日本で初めてのテレビ放送を開始した日でもあります。今年でちょうど70年。NHKでは「テレビ70年」キャンペーンを展開し、テレビの歴史と時代を振り返る特番を多く用意しているようです。昭和のテレビ黄金時代を知る者としては見逃せません。随時、チェックを入れようと思います。