たいしたエピソードもなく、気になるニュースもなく終わったので、連日の落とし物ネタでいきます。
近所の道端で、ワタシが最初にそのハンカチの落とし物を見かけたのは先週、2月9日の出勤時のこと。掲示板の縁のところに置いてありました。「呉」の文字をしたキャラクターが目立ちます。持ち主がここに置いて忘れていったのか、落ちていたハンカチを誰かが拾ってここに置いたのかはわかりません。ワタシはあまり深く考えずにスマホを取り出し、パチリ(下写真左)。今回のネタにつながるとは思っていなかったですね。
それから3日後の12日の日曜日。道端にハンカチが落ちていました。グシャッとして、上には葉っぱが乗っています。横を通ったワタシは当然のように(?)撮影していました(下写真中)。翌日の月曜日は葉っぱこそなくなっていましたが、火曜日、水曜日とハンカチはそのままの状態。この3日の間には雨も降ったし、強風も吹いたので、今にして思えば、同じ場所にとどまっていたのはなんとも不思議です。ただ、9日に見たハンカチと結びつけることはありませんでした。
そして今朝(2/16)の出勤時、ハンカチに目をやると、きのうまでの位置には見当たらず。なぜかふたつに折りたたまれ、家のある門側に移動されていました。ワタシはいったん通り過ぎたあと、やはり撮っておこう、と引き返してパチリ(下写真右)。このところ快晴が続いていたので、ハンカチは乾いていたと思われます。落ちているハンカチを見かけた誰かが、そのままだと忍びないと思って拾い上げ、たたんで傍にそっと置いた、ってところでしょうか。
ここでふと、今朝撮ったハンカチの写真を見て、ワタシは左下に写っているキャラクターが、9日に撮ったハンカチの「呉」の文字がついたキャラクターと一緒だ、ということに気づきました。ピンクが薄く、裏返しになっていますが、間違いありません。つまりこのハンカチは、1週間の間に「自然の力」と「人の手」によって移動を繰り返してきたわけです。
……だからなんだ、って話ですね。
本日の帰宅時に見たハンカチは、今朝のまま、持ち主を待っているようでした。ハンカチの持ち主はどんな方でしょうか。なんとなく、ですがワタシはこのハンカチが持ち主の元に戻ることはない気がしています。
そんなわけで、ハンカチはしばらくこの状態が続きそうな気配。ワタシは今後も〝定点観測〟します。