連日のベースボールネタです。現地時間4月2日(日本時間4月3日)、今季、ポスティングシステムでメッツ入りした千賀滉大がマイアミのローンデボパーク(WBCの舞台となった球場ですね)でのマーリンズ戦でメジャー初登板。6回途中まで被安打3、与四球3、奪三振8の1失点で、デビュー戦を白星で飾りました。
例によってワタシはリアルテイムで見ることができず、のちほど確認。千賀の投球は以下のとおりです。
[1回]中安打 右二塁打 四球 四球 空三振 空三振 右飛
[2回]四球 中飛 二ゴロ併
[3回]空三振 空三振 右飛
[4回]二ゴロ 空三振 一ゴロ
[5回]空三振 右飛 左安打 空三振
[6回]空三振
初回はアップアップした感じですね。先頭打者からの連打で1点取られ、さらに連続四球で無死満塁。しかし、ここから踏ん張り、連続空振り三振と右飛で切り抜けました。2回以降は与四球1、被安打1で危なげなし。この日の8奪三振は、すべて「お化けフォーク」で空振りに仕留めたようです。
前日、黒星デビューとなった藤浪晋太郎(アスレチックス)とは対照的な結果となりました。メジャー初登板(先発)で初勝利を挙げた日本人投手は、千賀が12人目。
投 手 年度 チーム 投球回数 被安打 与四球 奪三振 失点 自責点 勝敗
野茂 英雄 1995 ドジャース 5.0 1 4 7 0 0 -
長谷川滋利 1997 エンゼルス 4.1 7 2 2 5 5 ●
伊良部秀輝 1997 ヤンキース 6.2 5 4 9 2 2 〇
吉井 理人 1998 メッツ 7.0 3 1 7 0 0 〇
大家 友和 1999 Rソックス 1.0 5 1 0 5 2 ●
石井 一久 2002 ドジャース 5.2 2 3 10 0 0 〇
松坂 大輔 2007 Rソックス 7.0 6 1 10 1 1 〇
井川 慶 2007 ヤンキース 5.0 8 3 2 7 7 -
黒田 博樹 2008 ドジャース 7.0 3 0 4 1 1 〇
上原 浩治 2009 オリオールズ 5.0 5 1 0 1 1 〇
川上 憲伸 2009 ブレーブス 6.0 4 4 8 3 3 〇
ダルビッシュ有 2012 レンジャーズ 5.2 8 4 5 5 5 〇
田中 将大 2014 ヤンキース 7.0 6 0 8 3 2 〇
和田 毅 2014 カブス 5.0 5 1 3 1 0 -
村田 透 2015 インディアンズ3.1 4 1 2 5 3 ●
前田 健太 2016 ドジャース 6.0 5 0 4 0 0 〇
大谷 翔平 2018 エンゼルス 6.0 3 1 6 3 3 〇
菊池 雄星 2019 マリナーズ 4.2 4 1 3 2 1 -
有原 航平 2021 レンジャーズ 5.0 6 0 1 3 3 -
藤浪晋太郎 2023 アスレチックス2.1 5 3 4 8 8 ●
千賀 滉大 2023 メッツ 5.1 3 3 8 1 1 〇
藤浪、千賀が今後、どのようなメジャー生活を送ることになるのか。両者に快投を見せてもらいましょう。
そして今日は早い時間から歩き回ったこともあり、万歩計〝新・平成の伊能忠敬〟は今年初めて2万歩を超えました。多少、足にきています。さっさと寝ます。