さっさと帰宅しよう、と歩いていた午後9時前のこと。最寄り駅に向かう途中、バス停のちょっとしたスペースに目がいきました。ワタシには一瞬、赤ん坊が立っているように見えました(下写真)。まだバスは走っている時間帯でしたが、停留所の周囲には誰もいません。
まさか、と思いつつ徐々に近づいていくと、それが人形であることが判明。冷静になれば、すぐわかりますね。なんにせよ、本物の赤ちゃんでないことが分かって、ひと安心です。もしかしたら落ちるかも……とワタシは正直、少しビビっていたもので。
どういう状況でこの人形が置かれたのかは不明です。それなりに人通りは多いのに、関心を示す人はゼロ。いつから置かれていたのか。単純な忘れ物なのか、それとも不特定多数の人を驚かせようとしてわざと置いた確信犯なのか。もし、この人形を見た人のリアクションを近くでチェックしていたとしたら……悪趣味ですね。
ワタシは人形に近づいて、スマホで1枚だけ撮影。すぐにその場を離れました。ところでこの人形は、なにかのキャラクターなのでしょうか。例によって、Googleレンズで検索してみましたが、全く同じものはヒットしませんでした。
その後、この人形がどうなったのかは知る由もありません。次にここを通るときにはもう置かれていないでしょう。持ち主の元に戻っていることを願って、今夜は寝ます。