やりましたね。8月27日、沖縄アリーナで行われたバスケットボール男子ワールドカップ1次リーグE組の第2戦。フィンランド(世界ランキング24位)と対戦した日本(同36位)は、98-88で大逆転勝利を飾り、歴史を塗り替えました。
ワタシは自宅で最初から最後までテレビ観戦。日本は第1戦でドイツ(同11位)に完敗していたので、1次リーグ突破に望みをつなぐためには、なんとしても落とせません。ただ、そう簡単にはいかないだろうな、と思っていました。正直、日本の力を信じていなかったところがあったのは事実です。
第1クオーター(Q)、日本はエンジン全開でしたね。フィンランドに先制を許すも、22-15と逆転。勝利への期待が高まります。しかし、第2Qは一転、序盤からフィンランドペースになり、日本はいいところなし。フィンランドに逆転を許し、36-46と10点のビハインドで前半を折り返します。
この時点でワタシは半ばあきらめモードでした。テレビ解説の馬瓜エブリンの前向きなコメントも、空しく響くばかり。第3Q、18点もの大差をつけられたときは完全に負けを覚悟しました。が、ここから日本は粘ります。ドイツ戦でなかなか入らなかった3ポイントシュートを次々と成功させ、63-73として第3Qを終えました。
勝負の第4Q。日本はじわじわと得点を重ね、残り5分を切ったところでついに逆転します。ワタシもハイテンションになり、テレビの前で叫んでいました。〝勝てるかも〟から〝勝てる〟に確信したのは残り1分を切ってから。バスケットボールのような時間制限のある競技は、ある意味残酷です。どうあがいても残り時間で逆転することは不可能、ということが誰の目にもわかりますからね。
結局、冒頭にも書いたとおり、日本は98-88で大逆転勝ち。ワタシもコーフンしました。こんな勝ち方ができるとは。侮っていました。今回の勝利は、日本にとって17年ぶりの世界大会での白星。オリンピック、世界選手権で過去11戦全敗だった欧州勢からの初勝利でもありました。
これで日本は1勝1敗。アジア勢1位でのパリオリンピックへの切符獲得へ大きく前進です。1次リーグ最終戦となる次戦は8月29日㊋、オーストラリア(世界ランキング3位)と対戦。強豪ですが、オーストラリアは今日の第2戦でドイツに82-85で敗れ、日本と同じく1勝1敗となりました。今の日本には勢いがあります。こうなったら、なんとしてもオーストラリアに勝って、1次リーグ突破を決めてほしいですね⛹️⛹️♀️⛹️♂️