散髪は年1回。

雑記です。

大相撲、幕内で8年8ヶ月ぶりの水入り。

 まずはその前に、なんともやりきれない気持ちになったニュースから。フィギュアスケート男子シングルでオリンピック2連覇の羽生結弦が17日深夜に離婚を発表しました。

 その理由が「自身や親族、お相手への強引な取材や度重なる誹謗中傷、ストーカー行為に悩んだ末の苦渋の決断」というにわかには信じられないもの。一般人には想像を絶する世界で生きているとはいえ、なんとかならなかったんでしょうかねえ。大きなお世話ですが、今後の羽生がまっとうな人生を送ることを祈るばかりです。

 さて。大相撲十一月場所です。今日(11/18)が7日目。前日まで6連勝だった西前頭14枚目・一山本と東関脇・琴ノ若が初黒星を喫し、全勝力士がいなくなりました。現時点で1敗はこの2人と大関・豊昇龍の3人。続く2敗力士は11人と大混戦の様相を呈してます。

 今場所、〝ハイレベルな優勝〟で横綱昇進の期待がかかっていた貴景勝は結びの一番で東前頭4枚目・豪ノ山に敗れ、痛恨の2敗目。今場所後の綱とりは微妙な感じです。それでも、優勝の可能性はまだあります。一月場所に望みをつなげるためにも、残り8日、全勝してもらいましょう。

 前置きが長くなりました。ようやく本題です。東前頭7枚目・北青鵬と西前頭5枚目・翠富士の一番が大熱戦となりました。立ち合いすぐ、翠富士が頭をつけ、北青鵬がそれを受け止めると、土俵中央で膠着状態に。北青鵬は204センチ・181キロ、翠富士は174センチ・115キロと対格差はありありです。翠富士は懐に飛び込んで勝機を見出そうとしたんでしょうね。

 ワタシは自宅でテレビ観戦していました。2分、3分と経過しても決着はつきません。ついに4分が経過し、行事が両者の背中に手をやり、水入りとなりました。なかなか見られない光景にワクワクです。

 取組再開は約3分後。水入り前と同じ体勢からのスタートです。こんどはあっさり決まるだろう、の予想は裏切られ、またしても長い相撲となりました。1分、2分と経ち、もしかしたら……と思った瞬間、翠富士が内掛けを仕掛けます。直後、これをしのいだ北青鵬の上手投げが決まり、勝負がつきました。

 調べたら、取組時間は6分41秒1。今日の幕内の取組20番中、北青鵬-翠富士を除いた残り19番の決着時間は、5秒以内が7番、10秒以内が5番、10秒以上は7番(最長は15秒8)ですから、まさに大相撲でした。

 どうやら幕内での水入りは、2015年三月場所14日目の照ノ富士(東関脇)-逸ノ城(西前頭筆頭)戦以来、8年8ヶ月ぶりのことのようです。そんなに久しぶりだったとは。この取組は照ノ富士が勝ちましたが、残念ながらワタシは見た記憶がありません。今度はぜひ、優勝が懸かった大一番で水入りが見たいですね。

テレビ画面からの撮影です。敗れた翠富士は精魂尽き果てた感じでした。