散髪は年1回。

雑記です。

元関脇・寺尾の錣山親方死去。

 どうしたことか、腰の痛みがまだとれません。寒いせいもあるんでしょうかね。早いとこ治まってくれることを願うのみです。

 個人的に今日(12/17)、しみじみしたのは元関脇・寺尾の錣山親方(本名・福薗好文)が死去したこと。ワタシより少し年上の60歳と知ってビックリしました。早すぎますね。

 寺尾といえば、相撲界では細身(現役時代は185センチ・116キロだったようです)でありながら、連続出場など数々の出場回数記録で歴代10傑入りするなど〝鉄人〟として知られた力士。3兄弟の末っ子、突っ張りが武器、女子人気が高かったこと等々、ワタシもよく覚えています。

 今回、寺尾のことをふれるにあたって、いろいろ調べました。連続出場以外にも、幕内在位歴代5位の93場所、三賞受賞7回(殊勲賞3回、敢闘賞3回、技能賞1回)、金星7個(千代の富士1個、北勝海1個、大乃国3個、貴乃花1個、武蔵丸1個)など、データ&記録好きを楽しませる成績を残したいたことを記しておきます。

 そして、次兄の逆鉾が2019年に58歳で、長兄の鶴嶺山は2020年に60歳で、さらに母の節子さんは錣山親方が高校生のときに42歳で亡くなっていました。こうした経緯もあり、おそらく寺尾は相当、体調管理に気をつかっていたはずです。にもかかわらず病魔に倒れるとは……。ご冥福をお祈りします。

ワタシが寺尾の取組で最も記憶に残っているのは1989年の十一月場所5日目、横綱千代の富士との一番。千代の富士が寺尾のまわしを取って、力任せに土俵へたたきつけたとされる伝説の取組です。決まり手は「吊り落とし」。当時から現在まで、賛否両論、さまざまな意見が飛び交っています。画像は日刊スポーツのサイトからです。