散髪は年1回。

雑記です。

「セクシー田中さん」作者の死去。

 ワタシとしては久しぶりの深夜0時台の書き始めです。今日(1/30)はとにかく早めに帰ろう、と思い、午後7時過ぎには職場を出ました。やってきた電車の車両にすいているスペースがあったのでよし、と思って乗り込んだら、やはり、というべきか、そこの床には予想どおりのものが。

 午後7時より前に吐くほど飲んで、後始末せずに降りた輩がいるんですねえ。そいつに連れはいなかったんでしょうか。せっかく早く出たのに出鼻をくじかれてしまいましたが、帰宅後はさっさとノルマを済ませて、先ほどパソコンを立ち上げたというわけです。

 さて。今回はいたたまれなくなったニュースでいきます。

〈漫画「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子(本名・松本律子)さんが29日、栃木県内で死亡しているのが発見された。50歳だった。昨年10月期の日本テレビ系で放送された同名ドラマを巡っては、芦原さんと制作サイドの間で事前の取り決めを巡る騒動が発生し、大混乱していた事実が明らかとなった〉東スポWEB)

 ワタシは「セクシー田中さん」のドラマを一度も見たことがなく、コミックを読んだこともありません。が、ざっと情報を整理すると、どうみてもこれはテレビ局(日テレ)と脚本家(相沢友子)側に非があるとしか思えません。

 脚本をめぐって、原作者の漫画家とテレビ局側が対立。ついには原作者が脚本を書く事態になり、そうなった経緯を原作者がSNSで公表したところ、大炎上を起こしました。誹謗中傷を受けた原作者は耐えきれなくなり、最悪の結果を迎えた、ということのようです。

 日テレはドラマ化の承諾をもらえれば、あとはどうなってもうまく丸め込める、と軽く考えていたんでしょうね。まあ日テレにかぎらずどの局もそうだと思われますが、テレビ局の傲慢さ、いい加減さはどうにかならなんですかねえ。

 原作者にとって作品はわが子も同然、勝手に改変されるのは耐えがたかったんでしょう(なかにはそれをよしとする方もいるようですが)。〝原作クラッシャー〟の異名をとるといわれる脚本家を起用したことを含め、原作者への敬意がなさすぎです。

 すでにいろんな人が指摘しているように、SNSに「私が脚本を書いたのは1~8話で、最終的に9・10話を書いたのは原作者です。誤解なきようお願いします」とつづった脚本家や、訃報を受けての日テレのコメントにはリスペクトのかけらも感じられません。

 何か手を打たないと、今後もこうしたトラブルは後を絶たないと思われます。今後、日テレは何か行動に出るのか。注視しましょう。

TVer」のサイトからの画像です。芦原妃名子さんのご冥福をお祈りいたします。