6月の第3日曜日、父の日。ワタシはなんの関係もなく過ごしました。今日(6/15)はMLBとNPB、ともにデータ&記録好きとしてふれたくなる出来事が多々あったので、それについて取り上げます。
ドジャース・大谷翔平が現地時間6月14日(日本時間6月15日)、本拠地ドジャースタジアムでのジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。1回の第1打席で11試合ぶりとなる24号先頭打者本塁打を放ちました。これが今季7度目の先頭弾で、通算19本目。日本選手のシーズン7本は大谷自身が昨季マークした6本を更新する最多となります。
この試合、大谷は6回の第4打席でも25号ソロ本塁打をマークし、これで区切りのメジャー通算250号。201号から250号までのペースは135試合で、50本刻みのペースでは151~200号の157号を上回る自己最速です。10試合ノーアーチが続いたときはさすがに心配になりましたが、それでもしっかりペースは保っていたんですね。
チーム71試合で25号は球団最多タイ記録。162試合換算では57本と、昨季の54本塁打を上回ります。6月、ドジャースは残り14試合。大谷にはさらなる量産体制に入ってもらいましょう。
そしてプロ野球交流戦は今日(6/15)が4カード目の最終戦。またしてもホームのパ・リーグ6チームが全勝しました。
日本ハム(パ1位)8-7広島(セ3位)
楽天(パ5位)3-2阪神(セ1位)
西武(パ3位)1-0中日(セ5位)
ロッテ(パ6位)5-4ヤクルト(セ6位)
オリックス(パ2位)8-3巨人(セ4位)
ソフトバンク(パ4位)4-3DeNA(セ2位)
6試合中5試合が1点差で、日本ハム、楽天、ロッテはサヨナラ勝ち。特に日本ハムは0-7からの大逆転と、なかなかお目にかかれないゲームでした。日本ハムの7点差以上の逆転勝ちは、2008年4月8日楽天戦(0-7→8-7)以来17年ぶり5度目。また、交流戦での7点差逆転勝ちは、2010年6月2日、中日戦のオリックス(0-7→10-7)に次いで2度目です。
今季の交流戦は、同一リーグ6戦全勝が目立ちます。パは6月4日に続いて2度目、セ・リーグも6月8日に記録しているので、1シーズンに3度となり、これは交流戦史上最多。3度ともホームのリーグが達成しているのは偶然ではないでしょう。
ここまでの対戦成績は、パが41勝29敗1分けと大きくリード。しかし、残り2カードはいずれもセのホームゲームなので、最後まで接戦になりそうです。
なお、交流戦開幕から全試合安打を続けていた柳町達(ソフトバンク)と池田来翔(ロッテ)のふたりは、柳町が前日14日のDeNA戦、池田も同じく14日のヤクルト戦で無安打に終わり、記録がストップ。ただ、柳町は現時点で交流戦の打率が.455(44打数20安打)と、昨季水谷瞬(日本ハム)がマークした交流戦史上最高打率.438(64打数28安打)を上回っています。こちらは記録更新が期待が高まります。