散髪は年1回。

雑記です。

投手・大谷、大丈夫か。

 日本時間9月3日、エンゼルス大谷翔平が同6月6日以来、88日ぶりに投手として復帰登板を果たしました。ワタシも職場のテレビで見ていました。

 アウェーでのアストロズ戦。結果は、3回途中、被安打2、与四球2、奪三振2、失点2で降板し、今季2敗目を喫しました。1回は2死一・二塁のピンチに5番ホワイトを見逃し三振。無失点で切り抜けました。最速は99.3マイル(約159.8キロ)を記録。このスピードは普通の投手じゃなかなか出せませんね。

 2回、大谷は先頭打者ゴンザレスの打球に利き腕の右手を出して止めにかかりました。指に触れてサードゴロになりましたが、これは危ないですね。本能で手が出てしまうんでしょうか。結局、この回は三者凡退に仕留めたものの、スピードが目に見えて落ちていました。3回は、先頭打者の9番ケンプを歩かせたあと、1番スプリンガーにホームランを浴びてしまいます。続くアルトゥーベを二塁ゴロに打ち取り、ここで降板となりました。ワタシも自席に戻って仕事に集中しました。

 大谷が投げた球数は49球。全米で生中継されたゲームで“二刀流完全復活”を印象づけることは‌できなかった感じです。右手に打球が当たった影響も心配されます。大谷本人はゲーム後に「今のところ大きな問題はない」とコメントしていたようなので、大丈夫だと思いたいのですが、すべては次回の登板次第ですね。もし、160キロ近いスピードボールが見られなかったら……深刻な状況にならないことを願います。

 一方で、打者・大谷は健在です。今季ここまで239打数で15本塁打本塁打率は15.9打数に1本となります。“ゴジラ松井秀喜は2003年のメジャー1年目、全試合に出場し、623打数て16本塁打でした。本塁打率は38.9打数に1本。数字の上では大谷が上回っています。

 日本人選手のメジャー1年目の最多本塁打は、意外なことに松井秀喜ではなく、2006年、マリナーズ城島健司で18本。大谷がこの記録を超える可能性は十分あるといっていいでしょう。エンゼルスポストシーズン進出は絶望的なので、今季はレギュラーシーズンで大谷のプレイは見納めです。残り25試合、ワタシもできるかぎりリアルタイムで追いかけます。

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エンゼルスは、1961年にロサンゼルスで創設。クラブ名は、ロサンゼルスの地名の由来である「天使たち= the angels」からつけられました。その後、カリフォルニア・エンゼルス(1966~96)⇒アナハイム・エンゼルス(1997~2004)⇒ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(2005~15)と変遷し、2016年からは創設時の名称であるロサンゼルス・エンゼルスに改称しています。背番号の数字のフォントは独特ですね。