UAEのアブダビで行われたサッカーAFCアジアカップ決勝。日本はカタールに1-3で敗れて2大会ぶり5回目の優勝を逃し、準優勝に終わりました。前半の12分に先制され、27分にも失点。今大会で初めて2点差をつけられる苦しい展開になります。後半はリズムをつかんだ日本が押し気味に試合を進め、24分にMF南野拓実がゴールを決めて1点を返しましたが、同37分にビデオアシスタントレフェリー(VAR)からPKを許し、痛恨の3失点目を喫しました。日本の反撃も及ばず、試合終了。カタールはアジアカップ初制覇です。
ワタシは自宅でテレビ観戦していました。決勝トーナメントに入ってからの戦いを見ていて、日本の勝利は間違いないと思っていたのですが、そう甘くはありませんでした。次回、2022年ワールドカップの開催国となるカタールは強かったですね。今大会の登録メンバー23人中8人が帰化組とのことで、なりふり構わず強化に走っている感じです。まあ、自国開催であっさり負けるわけにはいきませんからねえ。
日本代表の森保一監督は就任後12戦目で初黒星となりました。まだまだ課題は多い、ということでしょう。とはいえ、2022年ワールドカップまでのスパンで見ると、いまは序盤戦。時間はあります。勝負はこれからです。
森保ジャパンはこのあと国際親善試合をはさみ、6月にブラジルで開かれる南米選手権に招待枠で出場します(ちなみにカタールも招待枠で出場)。日本は1次リーグC組でFIFAランキング7位のウルグアイ、同13位のチリ、同57位のエクアドルと同組(日本は同50位、カタールは同93位)。こうした南米の強豪と真剣勝負できる機会はなかなかありません。ぜひとも飛躍の大会にしてほしいですね!