日本プロ野球が開幕して、各チームとも9試合を消化しました。セ・リーグで4連覇を狙う広島が3カード連続で負け越したり、両リーグで5連勝以上の連勝が早くも3つ(巨人6連勝、ソフトバンクと楽天が5連勝)飛び出したりと、一喜一憂する展開が続いています。
ただし、気になることがあります。すでにさまざまなところで指摘されているように、今季は球が飛びすぎ、そして本塁打が出すぎです。ここまで、両リーグ合わせて全54試合で計120本塁打。特に顕著なのがロッテです。昨季までチーム本塁打は80本→95本→78本と3年連続12球団最少だったのに、開幕から8試合連続本塁打をマークするなど、早くも18本塁打。ロッテは今季から本拠地のZOZOマリンに「ホームランラグーン」を新設し、本塁打が出やすくなったとはいえ、まだ本拠地では3試合しか戦っていません。
いわば“ホームランバブル”。派手な乱打戦は見ていて楽しいですが、多すぎるのは考えものです。ワタシ個人としては、非力なバッターの本塁打は見たくありません。やはり本塁打は、しかるべきスラッガーが打つべきものですよ。