今日(5/15)の出勤時、醜態をさらしてしまいました。まあ、誰かに見られたわけではないのですが、しばらく落ち込みました。
ワタシの職場がある最寄駅の駅前には、いわゆる仕切りのチェーンが概算で約40メートルにわたって並んでいるところがあります。職場に向かうには、そのチェーンをどこかで越えるとほんの少しですが近道となります。車はほとんど通らないので、ワタシは毎回、歩いてチェーンを越えて出勤しています。ワタシ以外にも、チェーンを越えていく人は大勢います。
何日か前のことです。歩いていたワタシを抜いていった若者(おそらく20代・♂)が、走ってポーンと仕切りのチェーンを飛び越えていく光景を目撃しました。彼はただ急いでいただけだと思いますが、飛び越えるその姿が見るからにシャープでカッコよく、ワタシもやってみたくなってしまいました。
そして今日。天気もよかったので実行に移すことにしました。といっても、駅前の仕切りチェーン周辺は人通りが激しいのでパス。実は職場に近いところにも仕切りチェーンが並ぶところがあり、そこはあまり人が通らないので、こっちでやることにしました。人がいないのを確認し、左肩からクロスでかけていたバッグを右手で抱え、チャレンジ開始です。よし、と小走りで加速してジャンプ!……したのですが、なんと、越えることができませんでした。足が引っかかって、ぶざまに転倒してしまったのです。
自分では完全に越えたつもりでいたのに、まさか引っかかるとは。ガックリきました。なさけなくなりました。今にして思えば、人がいないところで、と考えたあたり、飛び越える自信がなかったのかもしれません。立ち上がって再び歩き出し、ふと浮かんできたのが、邦画の名作『幸福の黄色いハンカチ』の一場面。冒頭で、ナンパしようとしていた武田鉄矢が仕切りチェーンに足を引っ掛けてコケるシーン(聞くところによると、何十回もテイクを重ねたそうです)が出てくるのです。今日のワタシはまさにあんな感じでした。認めたくないのですが、歳を重ねるとともに、運動神経が衰えてきていることを自覚する必要がありますね。
このところ、深夜のランニングをさぼり気味なのも影響している気がします。ムリしない範囲でペースを上げて、肉体改造後、仕切りチェーン越えに再チャレンジします!