散髪は年1回。

雑記です。

石川さゆり、鼻濁音完璧!

 海の日の今日(7/15)もぐずついた天気でした。今年の夏はホント、どうしちゃったんでしょう。それでも、今週末ごろからついに暑さが本格化する、との予報もあるので、いよいよ覚悟しないといけませんね。ワタシの衣替えも近そうです。

 さて。1年ほど前に書きましたが(こちら)、ワタシは鼻濁音が気になるタチです。ほとんどの人がまともに話していないことを切ないと思っています。それが久々に今日、完璧な鼻濁音に出合いました。ちと大げさですが感動しました。

 今日の日中です。洗濯物をたたみながら音楽を聴こう、とグーグルフォームミニに「80年代邦楽のヒット曲をかけて」と話しかけました。女性の機械音で「スポティファイから80-90年J-POPを再生します」と応答があり、曲が流れてきました。自分で楽曲を選ぶことはできないので、次に何が流れるか、毎回ワクワクします。中には聴いたことのない曲もあって、なんなんだ、このセレクトは、と思うときもあります。

 これまでも何回か利用してきましたが、今回、初めて演歌が流れてきました。その曲は「天城越え」。石川さゆりの名曲です。ここでふと、「あまぎごえ」の「ぎ」と「ご」は鼻濁音が連続するな、と思い、どう歌うのか、耳を傾けて聴いていました。すると……。

 いやあ~完璧でした。石川さゆり、さすがです。過去に彼女がテレビでこの曲を歌うのを見た記憶はありますが、そのときはそんなに集中しておらず、鼻濁音については意識していませんでした。でも今日は映像がない分、歌に集中できたのです。

 サビの〽天城越え~の部分はもちろん、ほかにも、舞い上がりの「が」、火をくぐりの「ぐ」等々、石川さゆりの鼻濁音は、どれもこれもサイコーでした。今さらながら、惚れました。やはり、鼻濁音は鼻濁音として、歌手に皆さんにはきっちりと歌ってほしいと思います。

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石川さゆりには「天城越え」以外にも「津軽海峡冬景色」という大ヒット曲があります。こちらもタイトルに「つ“が”るかいきょうふゆ“げ”しき」と鼻濁音がふたつ入っています。この曲は石川さゆりが18歳のときにつくられました。当時から鼻濁音を当たり前のように歌っていたんでしょうね。