散髪は年1回。

雑記です。

なんやかやと気になったことを順次。

 重なるときは重なるもんですね。当初は別の寝かせていたネタでいくつもりだったのですが、今日(6/8)はなんやかやと気になることがあったので順次ふれていくことにします。

本日発売の『週刊文春』6月15日号で、池井戸潤の連載小説「俺たちの箱根駅伝」がついに最終回を迎えました。ワタシは過去に池井戸作品を読んだことが一度もなく、今回が初体験。いい機会でした。

 ストーリーは大まかにいうと、箱根駅伝本戦出場を逃した大学から選抜された選手で構成した学生連合チームの挑戦を追ったもの。結末はある程度予想がつきましたが、毎回楽しめました。ただ、なぜ箱根駅伝がテーマで、なぜこの時期に終わらせるかはわからずじまい。さらに、全79回というハンパな回数で終わったのも謎です。

池井戸作品、ほかにも読んでみたくなりました。

エンゼルス大谷翔平が現地時間6月7日(日本時間6月8日)、エンゼルスタジアムでのカブス戦に「2番・指名打者」で出場し、四球で出塁した5回に二盗を決めました。どうやらメジャーでの日本選手通算1000盗塁目だそうです。ただ、データ&記録好きのワタシも、これに関してはああそうですか、としかいえません。確かに区切りの数字とはいえ、ことさらクローズアップするようなものではないと思います。達成したのが大谷でなくほかの選手なら、記事がここまで大きくなったかどうか。

 とはいえ、メジャーでの日本選手の盗塁に関しては、クイズになる雑学ネタがあります。それは、「メジャーでの日本選手の盗塁第1号は誰?」というもの。当然、今回〝日本選手通算1000盗塁〟についてふれた各メディアの記事でも、出てきました。コアなメジャーリーグファンならおそらく知っているはず。しかし、最近見始めた、というファンには意外な選手と言えるのではないでしょうか。

 それでは正解といきます。メジャーでの日本選手の盗塁第1号は、投手だった現ロッテ監督の吉井理人です。吉井はロッキーズ時代の2000年66月24日ダイヤモンドバックス戦の5回、殿堂入り左腕ランディ・ジョンソンから右前安打で出塁すると、1番グッドウィンの2球目にスタート。タイミングはアウトでしたが、捕手の送球がそれて盗塁成功となりました。どうやらエンドランのサインが出ていたようです。この試合で吉井は日本人初盗塁だけでなく、ジョンソンにも投げ勝つ大活躍を見せました。ワタシも記憶にあります。吉井は一生誇っていいですね。

 ちなみにメジャーで盗塁を記録した日本選手は19人。選手別の最多はもちろんイチローで、2001年に56個で盗塁王に輝くなど1人で半分以上の509個をマークしています。2位が現西武監督の松井稼頭央で102個、3位は現ヤクルトの青木宣親で98個。大谷は74個で、早くも4位につけました。

MLB公式サイトから、吉井理人の打撃成績です。盗塁はSB(stolen base)。2000年には盗塁のほか、メジャーで唯一の本塁打(HR)も放っています。

週刊文春』を購入した書店とは別のところで前日発売の『週刊ベースボール』6月19日号をじっくりと立ち読みしました(買えよ)。今号の特集は「昭和世代の逆襲」。ナイスな企画でした。記事を読むと、今の日本プロ野球界で昭和生まれの現役選手は45人だけのようです。最多は中日で8人、なんと阪神はゼロ。そんな事態に陥っていたとは。思わず遠い目になりました。

 現役最年長はヤクルトの投手、石川雅規で1980(昭和55)年1月22日生まれの43歳。昭和生まれの野球大好きオジサンとしては、彼らが少しでも長く現役生活を続けてくれることを願うのみです。ただまあ、昭和最後の63年生まれはご存じ田中将大楽天)世代で、柳田悠岐ソフトバンク)、秋山翔吾(広島)らバリバリの主力がいるのでしばらくは大丈夫でしょう。


プロ野球交流戦セ・リーグ4勝、パ・リーグ2勝で今季ここまでのトータルはセの28勝24敗1分け。ネットで経過を追っていた今日の6試合で最もドキドキしたのがベルーナドームでの西武×中日戦でした。

 中日の先発・柳裕也が5回1死までパーフェクトピッチングの好投を見せ、西武の渡部建人に今季初被弾となる第1号を打たれるも、その後はまた完全に抑えて7回2死までこぎつけます。このままあと7人、走者を許さずに抑えれば、今季4月20日オリックスこちら)に続く「許した走者がソロ本塁打だけ」の激レア勝利となるところでしたが、連打を浴びて達成ならず。惜しかったです。


全仏オープンテニス女子ダブルス3回戦で、返球がボールガールを直撃して失格処分になった加藤未唯が、ティム・プッツ(ドイツ)と組んだ混合ダブルスで決勝に進出。ビアンカアンドレースク(カナダ)マイケル・ビーナス(ニュージーランド)組を4-6、6-4、10-6で破り、優勝しました。4大大会初制覇となります。

 今さらながら、加藤の失格処分はどう考えてもおかしかったですね。加藤がボールをぶつけた直後、しつこく審判へ失格アピールした相手のマリエ・ブズコバ(チェコ)サラ・ソリベストルモ(スペイン)組は非難されてしかるべき。そして、ボールをぶつけられたボールガールが、このことについてどう思っているのかも気になるところです。まあ彼女を責めるのはお門違いでしょうが。


NHK総合で放送中の「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」、今日の「流血鬼」後編で最終回と知ってビックリ。ワタシが最も楽しみにしていた「イヤなイヤなイヤな奴」はどうやらBSプレミアムだけの放送ということが判明しました。我が家は衛星放送を見る環境にないので、疎外感でいっぱい。近いうちに地上波で放送してほしいです。

……時刻は3時半近し。もっと前にメドをつけていたのに、またネットの動きが鈍く、こんな時間になってしまいました。かなりガクッときています。寝ます。