赤穂浪士討ち入りの日でもある今日12月14日、その年の世相を一字で表す「今年の漢字」が発表されました。例年は12月12日の「漢字の日」に発表されますが、今年は土曜日だったので、2日遅れとなりました。
2020(令和2)年の漢字にに選ばれたのは「密」。以下、2位「禍」3位「病」4位「新」5位「変」6位「家」7位「滅」8位「菌」9位「鬼」10位「疫」と続きます。1位の「密」は2万8401票(13.6%)を獲得し、2位「禍」の1万3655票(6.56%)を大きく上回りました。新型コロナウイルス関連がほとんどを占めるのはしょうがないですね。
社会現象となった「鬼滅の刃」を連想させる9位の「鬼」は4840票(2.33%)、7位の「滅」は5200票(2.50%)。新型コロナウイルスの感染拡大がなければ、おそらくもっと上位にきたでしょう。が、コロナがなければ東京オリンピック・パラリンピックが開催されていたので、それ関連が選ばれることになったと思われます。
ワタシは今年の5月の時点で「今年の漢字」を「禍」と予想していました(2020年「今年の漢字」を予想)。そのとき、ワタシと一緒に予想した仕事で付き合いのある男性(40代)は「密」を選んでいましたから、ズバリでしたね。さらに、「密」は今年の流行語大賞が「3密」だっただけに、思い切り2020年を象徴する漢字、と言えそうです。
今日、国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は1678人。7日ぶりに1日当たりの感染者数が2000人を下回ったとはいえ、重症者数は588人で過去最多です。政府が〝勝負の3週間〟と呼びかけてから今週で3週間となりますが、感染拡大にはまったくもって歯止めがかかっていません。ようやく菅義偉総理は「GoToトラベル」の東京都と名古屋市を目的とする旅行を今月27日まで対象から外し、同28日から来年1月11日までの間は全国一斉停止を決めたようですが、時すでに遅し、の感は否めませんね。
しっかりと対策をして、自分の身は自分で守る。年末年始、無事に年を越せるように願って、今夜は寝ます。
※悪天候で1日順延された全米女子オープン最終日のライブ中継を見ながら書いています。前日まで単独トップの渋野日向子は5番ホールを終えて通算3アンダー。2位のキム・イェリム(韓国)に1打差をつけ、首位をキープしています。睡魔と闘いながら、限界まで見ることにします。