東京オリンピックの開幕まで50日を切りました。オーストラリアのソフトボールチームが来日してしまったし、もう中止にするには時間切れの気配。このまま強行開催への道を突き進みそうです。それにしても感じるのは、ＩＯＣの傲慢さ。「オレらがやるっつってんだからやるんだよ」とでも思っているんでしょうね。日本は舐められっぱなし。これまでオリンピックに対して憧憬を抱いてきた日本人も、さすがに今回の一件で幻滅することになりそうです。
さて。ガラリと話題を変えます。今朝（６／３）家を出て出勤途中、道端に緑色の物体があるのが目に入りました。なんだ!? と思って見たら、「ご自由にどうぞお持ち下さい」の張り紙とともにおいてあったのは、大量のアロエでした。ワタシはアロエについて何の知識も持ち合わせていません。こんなの持っていく人がいるのかね、と思いつつ、珍しかったのでスマホでパチリ。手に取ることはなく、そのまま駅へ向かいました。
そして仕事中、同僚（50代・♀）と話しているときのこと。そういや、と思って今朝道端にアロエが置いてあったことを言ったら、彼女は「アロエは万能ですよ」と力説し始めたので聞き入ってしまいました。まずは「薬になる。ケガしたり、ノドを痛めたりしたら、皮を剥いで貼っとけばいい」。どうやら彼女の実家の庭にアロエがあったらしく、子どものころに有効利用していたようです。続いて「食べられる。そのまま食べると苦いだけだけど、アロエヨーグルトってあるでしょ？ 整腸作用もあるし、二日酔いにもきく」。これも子どものころ、彼女は何度も食べていたそうで。
彼女の話は止まりません。ほかにも、日焼けやシミ・そばかす対策にもなる、軽い火傷にもきく、便秘にもいい、ｅｔｃ.。アロエ業界（そんな業界があるのかどうかはわかりませんが）の人かと思ってしまうほどでした。まさかここまで熱く語るとは。ただ、彼女は特にアロエに対して思い入れがあるわけではないようです。ということは、ワタシが今日聞いたアロエの話は、常識なんでしょうか。だとしたら半世紀以上生きてきて何も知らないワタシは、少しヤバいかもしれませんね。
とはいえ、ワタシはこれからアロエを食べたり、薬として使ったりすることはおそらくないでしょう。知識として、覚えておくことにします。
