正確な日付は変わってしまいましたが、今日6月25日は、ジュリーこと沢田研二の誕生日です。1948(昭和23)年生まれなので今年73歳。これに合わせてか、前日発売の『週刊文春』7月1日号で、短期集中連載「ジュリーがいた」が再開されました。さっそく読んだところ、ジュリーは今年5月に東京国際フォーラムで、1年4ヶ月ぶりとなるライブを行い、圧巻のステージを見せたようです。ジュリー、まだまだ健在ですね。ちなみに放送作家の高田文夫もジュリーと生年月日が全く一緒。高田本人が自慢しているのを読んだことがあります。
さて。大阪・ヤンマースタジアム長居で開催中の陸上の日本選手権は今日が2日目です。東京オリンピックの代表選考会を兼ねるので、連日激戦が続いています。中でも、大注目の男子100㍍決勝は、山縣亮太(自己ベスト9秒95)、サニブラウン アブデルハキーム(同9秒97)、桐生祥秀(同9秒98)、小池祐貴(同9秒98)の4人と、自己記録10秒01の多田修平が加わり、過去にない超ハイレベルな争いとなっていました。
繰り返しになりますが、東京オリンピックの代表は最大3人。参加標準記録(10秒05)を突破している先に挙げた5人は、3位以内に入れば代表に内定します。つまり、少なくとも2人は代表になれないということ。競泳もそうですが、順位で決着をつける競技はシビアな世界といえます。
男子100㍍決勝は午後8時半の開始予定。ワタシも午後8時20分過ぎから職場のテレビの前に陣取ります。決して仕事がヒマというわけではなかったのですが、やはりリアルタイムで観ないといけません。トラックは濡れているようでした。少し前に雨が降ったものと思われます。各自、ウォーミングアップのあと、選手紹介。サニブラウンと多田は笑顔を見せていました。桐生と山縣、小池は気合いが入った表情。結果を知ったあとで振り返ると、なんともいえませんね。
午後8時34分、号砲。多田が好スタートを切り、どんどん加速します。そのまま逃げ切り、10秒15のタイムで初優勝。東京オリンピック代表内定を決めました。続く2位は伏兵デーデー ブルーノで10秒19。そして山縣が10秒27で3位に入り、こちらも代表に内定しました。最終順位とタイムは次のとおりです。
1 多田修平(住友電工)10秒15=代表内定
2 デーデー ブルーノ(東海大4年)10秒19
3 山縣亮太(セイコー)10秒27=代表内定
4 小池祐貴(住友電工)10秒27=代表内定濃厚
5 桐生祥秀(日本生命)10秒28
6 サニブラウン アブデルハキーム(タンブルウィードTC)10秒29
7 柳田大輝(群馬・東京農大二高3年)10秒41
8 東田旺洋(栃木県スポーツ協会)10秒42
3位の山縣と4位の小池の差は100分の1秒差。しかし、小池は参加標準記録を突破している5人の中で3番手になったため、代表内定濃厚です。ワタシの予想とは少し外れましたが、内定を逃した桐生とサニブラウンの2人を含め、ワクワクしたレースを見せてくれたことに感謝して……寝ます。